Novel

□イタチさんの憂鬱
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写輪眼剥き出しで、キャラ崩壊が表沙汰にならないように、心の中だけでシャウトするイタチ。
しかし、心の声がここまで大きく主張されてしまうと努力は無駄以外の何物でもない。



「イタチさん、キャラ崩壊ばっかりしてるとぉ…」


トビは何気なくイタチの隣に腰掛けて、彼の耳元で囁いた。


ファン、減るぞ…


しかも、マダラの声で。
トビの時とは違い、やはり凄みのある声は
イタチの心をザックリと刺すには威力十分。



「マダラさん、冗談はやめてくれませんか?」



「何、何!もしかして、イタチさんって…人気投票とか気にしちゃうタイプぅ〜!?」


トビに早変わり。
「イタチさんの、お・と・め・さ〜ん♪」と言いながら、イタチのほっぺをつついている。
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