02/08の日記

19:28

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先輩から手が鎌の雪だるまの写真を見せてもらって思いつき。


シャリ シャリ

近づいてくる

シャリ シャリ

どんどんとあれは近づいてくる。

シャリ シャリ

それは、金属をこすりあわす音。

刃物を研ぐ音。

刈る道具を鋭くする音。

それは、どんどんと近づいてくる。
まるで、追いつめるように。

肉食動物が獲物をねらうように。


それは、どんどんと

シャリ シャリ

どんどんと。


キィーー

ぽた ぽた


体から水が流れ落ちる。
それは、恐怖から出る汗か、涙か…。

はぁ はぁ

自分の息をする音、

どっ どっ

心臓が早鐘のように動く音。


刃物をする音が聞こえなくなった。



前は、行き止まり。

はぁー はぁー


おそる、おそる、後ろをゆっくりと視線をやりながら、体をねじらせる。

すると、
誰もいない。


「えっ?」

おのれの出した声が響き渡る。

そして、安堵の息を吐きだした瞬間ーー。



『みぃ〜つけた〜』



ぐしゃ 

ぼたぼたっ

ごとっ

どしゃっっ

ーーーーーー






『次は、だぁ〜れぇ〜にしぃ〜よぉ〜かなぁ〜』


くすくすくす


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暗っ!!
自分で考えといて、暗い!!

テスト明けは、少し病んでいるようです…;

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