リアルタイム!

リアルタイム兼日記
◆かきたいとこ 

とうらぶ みつただしてん

僕の主はご飯を食べてくれない
「燭台切ー、今日は何を作るの?」
「やぁ加州清光君、今晩は肉じゃがだよ」
厨に現れた彼が鍋を覗き込む。
「おー。やっぱり肉は多めかー…ん?お麩が入ってる?」
「そうなんだ。ボリューミーでいいでしょ?」
「うんうん、めっちゃアリ。ありがと、燭台切」
真剣に見た君は二つ頷きお礼と共に去っていく。本来の彼は同じ言葉と言い方でも目が輝いている、食べる者の目だ。でも君は

「「「いただきます」」」
そう言って食べる姿は二人の主も含まれている。同じ様な姿形だが、僕のご飯を美味しそうに食べているのが2番目の主
そして
「あるじさまー。あるじさまのもおいしそうですね、ぼくのとこうかんしませんか?」
「しません」お麩入り肉じゃがを食べているけれど、材料の切り方も使っているお麩も違うのがこの本丸最初の主さん。でもだいぶ寄せてるのが流石だと思う
僕達は怖がられている。まぁ、目の前にいるのだからしょうがないと思うけれど、そろそろ慣れて欲しい。僕達が君を好きでここに来てもらったんだから
「毒なんて入れる予定ないのに…」
いつか、君と僕のご飯が全く同じになればいいな。そう思いながら自分のご飯を口に入れた

設定
主1 ゲームのはずの自本丸に拉致られ脱出ゲームした審神者。人形に審神者としての力を渡した時に存在が曖昧になり男士になれる様になった。ヨモツヘグイを恐れてる

主2 審神者として頑張る人形。運営にbot判定されるのが怖いので主1に定期的に来る事を約束させた。能力返したい

2023/11/19(Sun) 21:34

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