そしてまた恋に落ちる 小説

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「総、司っ…死ぬなっ」



あぁ、一君の声が聞こえる

まるで僕を探してるみたいだ…

僕は此処にいる、よ?


君のそばにいるじゃないか


君はなんで泣いているの?

君のこと泣かせているのは誰?


僕は…














どうして喋れないの?

もうわかんないよ

何も見えない


だけど…君が泣いていることはわかる

お願い、一君

泣かないで…?

僕の為に笑ってよ





僕は…此処にいるから…

















【01】
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