そしてまた恋に落ちる 小説
□01
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「総、司っ…死ぬなっ」
あぁ、一君の声が聞こえる
まるで僕を探してるみたいだ…
僕は此処にいる、よ?
君のそばにいるじゃないか
君はなんで泣いているの?
君のこと泣かせているのは誰?
僕は…
どうして喋れないの?
もうわかんないよ
何も見えない
だけど…君が泣いていることはわかる
お願い、一君
泣かないで…?
僕の為に笑ってよ
僕は…此処にいるから…
【01】
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