*Shiki* 3巻
□第66話
1ページ/10ページ
ヘルボス「はい、会議しますよ皆さん。席に着きなさいコノヤロー」
四天王達とギルはテーブルの周りに座った。ヘルボスの相変わらずのテンションに一同はため息をついた。
ヘルボス「さて、ルクスの子孫ハルキが無の空間から脱出した……ということは知っているよな?」
全員頷いた。
ハデーン「シドゥマの手下がやられたから、だよな。シドゥマの手下がやられたから!」
シドゥマ「うっ……。に、二度も言わないでよ……」
ギル「ヤラレタカラ」
シドゥマ「あんたは黙れ」
ヘルボス「で、そのハルキを今すぐ始末しに行きたいと思うのだが……、みんなの意見を聞きたい」
ニールが挙手した。
ニール「ハルキを殺しちゃダメだよー。あいつにはやってもらうことがあるんだよー」
ヘルボス「…………? どういうことだ?」