*Shiki* 2巻
□第40話
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ハルキ「はふぅ……」
ハルキは結局一睡もできなかった。あることが気になったからだ。
ハルキ「俺は精霊の鏡で日本に行った……。で、フリマで鏡を買ってまたこっちにやって来た……」
なんで鏡がフリマに売ってんの?
シルフ「ハルキ、知りたいですか?」
シルフが心の中に語りかけてきた。ハルキは「もちろん」と答えた。
シルフ「赤ん坊だった貴方は精霊の鏡と共に、そこら辺に捨てられていました。その時通りかかったホームレスに鏡だけを持っていかれたわけです」
ハルキ「パクられただけかよ!」
なんか微妙な真実だった。