*Shiki* 3巻
□第61話
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数分後、ニールは本当にジュースを20リットル持ってきた。もちろん買ってくるわけなんかなく、どこかの町から奪ってきたのだった。
ニール「ついでにバッファローもかっさらってきましたよー!」
ヘルボス「ナイスだ、お前は基本的にナイスだ! 焼き肉パーティーも開催できるな。ハデーン、バッファローをさばけ」
ハデーン「はっ、えっ……俺?」
ヘルボス「その馬鹿みたいに大きな剣があるだろうが」
ハデーン「これは食材をさばくための刃物ではないんですが……」
ヘルボス「そうか、そうなのか……。お前の今の発言とその派手さ加減には基本的にガッカリだよ」
ハデーン「何故派手さにも? いや、まあさばきますけども……」
誰もヘルボスには逆らえない。