●過小話

□200509小話
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9/9の日記 きまぐれ☆オレンジ口ード
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「はぁ〜…冬はやっぱコタツだよね神尾…」
「おう♪初詣一緒に行こうな〜♪」
「…跡部さんは?」
「あ!そだった!じゃあ4人で行こうぜ♪」
「別にどーでもいい…」
「コタツ、あったけぇー♪」
「…うん、冬はコタツとミカンだよね」
と言って台の上の盛りカゴからひとつ取る深司。
「甘いか〜?」
「うん。神尾も食べる?」
「甘そうなヤツ、選んでくれよぅ」
「はいコレ」
「サンキュー♪」
むきむき…ぱくり。
「………」
「なに、神尾?」
「な、なんか、深司がミカン食べるのってさ…」
「?」
「深司が千石さん食ってるっぽい」

◇ ◇

「あーん?神尾おまえこの脚の跡は何だ?」
「深司がコタツん中でスゲーつねったんだよぅ〜!」
「…足でか?」
「足で!」
「…器用だな。」


9/13の日記  男の勲章
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「千石さん、どうしたんですかその痣…喧嘩ですか?」
「ははは。まぁね〜」
「山吹って本当にガラ悪いの多いですよね…勝ちました?」
「途中、南に止められてさぁ」
「…珍しい。」
「いやあ、あっくん相手だったしネ!」
「亜久津さん?なんでまた…」
「あのね、新渡米が「なめねこ」のカード持っててさ…知ってる?なめねこ」
「猫に旧不良の服きせたアレですか?」
「そうそう、それに影響されて、みんなであっくんの単車をカッコ良くしたんだよ!」
「……カッコ良く?」
「そう!ミラーたっくさん増やして、竹やり括りつけてさ!オッシャレ〜☆」
「………」
「そしたらあっくんの虫の居所が悪かったみたいでさ〜」
「…や、それは」
「すんごい怒って即修羅場!」
「当然なんじゃ…」
「優希ちゃんには、時代ズバリでウケると思ったのになー」
「…千石さん。勝手に人の単車改造しちゃだめですよ」
「そうだね」
「余計な怪我して…」
「お☆伊武クン心配してくれんの?」
「…してません。」
「わーい☆嬉しいなぁ!」
「人の話を聞けよ…。あ、仕返しするなら良い方法知ってますよ。
去年、上級生の単車全部ダメにしてやったんですけどね…」
「え?」
「…給油口に角砂糖入れるんです。」
「………やったの?」
「………冗談ですよ。」
「や、やっちゃったのー!?」
「………冗談ですってば。」



10/25の日記
14:07
◆おデートの時間
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千石さんと伊武さんdeデート
「今だよ!」
「はい」
「…ちょっと!何やってんの!!」
「〈ビクッ!〉」
「そこ塞き止めて!」
「…え…」
「土手が欠壊しまくってるよ!急がないと!!」
「…でも」
「伊武クン早く!」
「…別に、い、」
「良くないよ!!」
「…はい」
「伸ばして。…ウン、もういいよ。」
「はぁ」
「ここはね、キャベツの具合が絶妙なんだよ。焼いてても水分が
出なくてね、食べた時みずみずしいままでしょ?ね?」
「…おいしいです」
「も1つ食べるよね?」
「はい」
「おばちゃーーん、梅じゃこもんじゃ追加ー!」
◇ ◇
「おいしかったねー!」
「また来ましょう」
「ウン、そうだね!」
「……新鮮でした」
「キャベツ?」
「いいえ。千石さんが。」
「???」

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