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□A短編小説[二次創作]
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※微R15


[レミリア×咲夜(東方Project)]



Bedtime snack





紅魔館の夜。

時を止めて 掃除を終わらせた私は、
呼び出された主の部屋へ向かった。



最近 私の主…吸血鬼のレミリアお嬢様は、
私が紅茶やお菓子に変えて出している 人間だけでは、欲が満たされないらしい。


なので、時折人間の私が
お嬢様の為に 新鮮な血を分ける事があった。


…彼女は少食なので、
いくら吸われた所で死にはしないのだ。

それに、私はメイド長として
彼女には絶大の信頼を置いていた。



部屋につき、
ベッドで手招きする彼女の横に座る。


「今日も、いいかしら…?」

「どうぞ、お嬢様。」


言いたいことは分かっているので
私は素直に頷いた。




その瞬間
物凄い力でベッドに押し倒される。


「つッ!」



彼女の幼子のような見た目とは裏腹の その強大な力は、
彼女が吸血鬼だということを改めて思いしらされた。



「お、お嬢様、
いつになってもこれは……」


「しょうがないじゃない、
この方がしやすいんだから。」



彼女の指がメイド服のボタンを
徐々に外していく。


馴れた手つきで一つずつ外す度に、

首元が緩み、
白い首筋があらわになる。



彼女はその様子を見つめ
満悦そうに微笑むと、

指でそっと
首筋をなぞっていく。



恥ずかしさと
未だに残る 僅かな恐怖に耐えていると、



彼女は、急に口元を近づけて
フッ、と吐息をかけた。



ゾクッ

身体が小さく跳ねる。



思わず反応してしまった自分に
耳まで熱くなっていくのが分かり…。



「何?恥ずかしいの…?
ただの食事なのにね、クスクス」



彼女が意地悪に微笑む。



「そ、そんなことない…です……!」



私は必死で
彼女に悟られないように、ほてった顔を隠そうとする。

そんな感情とは裏腹に、身体中が熱を帯びていって…
思わず涙目になっている自分に気付いた。



「そう…
クスッ、まぁいいわ。
咲夜の為にも、早く終わらせてあげるから、ね…。」




そう言うとレミリアは
私の首筋に、ゆっくりと舌を這わせる。


柔らかく、温かい感触。
変な感情が私を蝕んでいく。



「ふぁっ…お、嬢様……」



元々、涙で見えない目が
さらに見えなくなる。





「大丈夫よ、
もうすぐ楽になるから…。」



お嬢様は、
そう優しい声で呟くと


口を開き 私の首筋に、
それをそっと押し当てた。




微かな痛みと共に
すーっと意識が遠のいていくのが分かる。



お嬢様が手加減をしてくれているのが
感覚で分かった─…





Fin






◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇




唐突に百合物書きたくなった
結果がこれだよ!(´ω`)


もう…今回R15だ。
吸血って工口いよね



最後無理矢理まとめちゃった感があるのがアレですが…
許して下さい。


レミリアになら血吸われてもいいです
むしろ咲夜になりtげふんげふん。



Bedtime snack…夜食




◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


11.02.20



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