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□A短編小説[二次創作]
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※ヲタやCP入り
[ミク×リン(とは程遠い何か)]
[ボカロ家族]
Crazy miku
「ネギトロ…?」
最近、ミク姉が変な気がする。
「ハッ。
そんなものより、ネギミカンの方が断然いいじゃないですかぁっ」
…訂正する。
明らかに可笑しい。
此処はミク姉の部屋。
いつも真面目なミク姉は
普段から、見かけた物は自ら全て整えていくので 当然この部屋も いつもながら綺麗…
なはずだった。
しかし
久々に訪れたその部屋は
沢山のポスターやゲームで溢れかえっていた。
「ネギミカンといえばデッドポールPですよねっ!
1LDJなんて金字塔ですw
他にも[泣いてkiss]は、聞いていると切なすぎて…。
とにかく彼等は分かってます、この二人のよさを……─」
意味不明な事を
私に恍惚と喋り続けるミクに
思わず唖然としていると。
「あら、やっと染まり始めたのね…、いい傾向よ。
だけど、私を侮辱するのは許し難いわね。」
元々可笑しいルカちゃんまでやってきた。
この二人を引き合わせたら 大変なことになる…!
私は直感した。
「二人共、駄目ぇえっ!」
叫んで間に入ってはみたものの。
「あらリン、私達と一緒に話す?ふふふ。」
「はわわ…リンちゃんが、私達の間に……
これはリアルネギミカンが誕生しちゃいますか…っ!?」
既に話し込んでいた二人に、
声は届かないようだった。
「ミク姉、誕生なんてしないよ…。
それより……、
ルカちゃん、純粋なミク姉に何かしたの?」