Livingroom
□暗い森
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どうせ、生きることを望まれていないのなら。
暗い森
ふと目を覚ますと、見覚えの無い場所にいた。はて…梵の名前は………そう、梵天丸だ。名前がわかるってことは、記憶喪失とかいうやつじゃあないな。でも…じゃあ一体ここは何処だろう?
「…森の中っていうのはわかるけど」周りには人どころか動物もいない。辺りが暗いのは、夜だからなのか、森が深すぎるからなのか。とりあえずじっとしていてもどうにもならないから、梵は歩き始めた。
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