聖闘士星矢夢

□Όλυμπος
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さて、以前リクエストで書いたポセイドン成り代わりの続きみたいな何か。
アトランティスに戻り、元の生活に戻る。
あ、ちゃんとミケーネにはお仕置きしておきました(笑)
さてする事ないなぁ〜なんて、海底神殿から海を見上げていると…
なんか来た(ヲイ)


甲児「いてててて…何なんだよっ」
シン「レナス、大丈夫か?」


振り向けば、いつぞやに暇潰しに仲間になって戦ってた、ロンドベルの主力ではありませんか。
因みに、来たのは甲児と鉄也とさやかとドモンとシンとキラとアスランとなんかちっこいの。
ここはどこだってってあたふた\(゜ロ\)(/ロ゜)/してるの見て、ちょっと笑いそうになる。
でも、ただならぬ小宇宙を感じて探るように甲児達を見ます。
そいで、ポセイドン見つけてあれ、あんたは…ってなってると、甲児達の気配を察知して慌てて駆け込んでくる海将軍達。


カノ「ポセイドン様、ご無事ですか!?」
キラ「あ、あなたはカノンさん…!?じゃぁここって…」
ポセ「………騒がしいな」


混乱してる甲児達を置いて、ポセイドンはちっこいのを見てる。
このちっこいのは、ある日シンに拾われた記憶喪失のおんにゃのこ。
名前しか覚えてないレナスちゃんを、シンは亡くしてしまった妹と重ねながら可愛がってるよ。
じっとレナスちゃんを見つめるポセイドンに気が付いて、シンがレナスちゃんを庇う。
いつもと様子が違うレナスちゃんに、怯えてると思っていたら…


レナ「ポセイドン…やっと見つけた」
ポセ「ふんっ、やはり貴様、アース神族のヴァルキリーだな」


突然ポセイドンに襲いくるレナス。
この時、彼女の姿は子供の姿から大人の姿に。
名前から気がついた人いるかな?バレバレかな?
私、ヴァルキリープロファイル好きでした!!
クリアしたのが昔過ぎて、詳しくは覚えていないのだがな!!


レナ「オーディン様の命の元、貴様を排除する」
ポセ「ふんっ、小娘が」
シン「れ、レナス…!?」
カノ「ポセイドン様!!」
ポセ「下がれ、お前たちはそこで見ていろ」


混乱しているシンを下がらせるカノン。
カノンはポセイドンの意図を理解して、悔しそうにシン達を背中に庇うよえに立つ。
壮絶な神同士のバトル勃発。
なかなか手強いレナスに、ポセイドンがどうしてやろうかと考えていると、いてもたってもいられなくなったのかシンがレナスに近づこうとする。
丁度レナスがポセイドンに向かって、剣を向けている最中。


シン「もう止めるんだレナス!!」
レナ「っ!?」
ポセ「…ちっ」


目の前に立ち塞がるシンに、勢いが止まらないレナス。
レナスの気がそちらに向いたのを確認し、ポセイドンがシンを突き飛ばしそのまま切っ先がポセイドンを貫く。


カノ「ポセイドン様ぁぁああ!!」
ポセ「くくくっ…やっと捕らえたぞ」
レナ「!!」


大量の血を流しながら、レナスの剣を逃さないように握る。
戸惑うその一瞬を突いて、神の力でレナスの力を封印。
全て封印される前に、逃げ出すレナス。
姿を消したレナスから目を離し、レナスの剣を抜いてシンを見下ろす。
大量に溢れ出す血液。
ふいに、ポセイドンがその場に崩れる。


カノ「ポセイドン様!!」
ポセ「カノン…海将軍を従い…アトランティスを見回れ…まだやつがおるやもしれん」
テティ「ポセイドン様、喋ってはいけません!!」
ポセ「行け…」
カノ「……くっ。承知、しました…」


テティスにポセイドンを頼み、カノン達がアトランティスの隅々まで駆け巡る。
その間、シン達か逃がすなとテティスに伝えた。
ポセイドンはテティスに寄り添われながら自室に戻る。
取り残されるシン達。
シンはただ呆然と、なにがなんだか分からないように動かない。
カノン達が帰ってくる。


カノ「ポセイドン様は!?」
さや「あ…奥の、部屋に…」
ポセ「騒がしいぞ海龍よ」


着替えて服は変わったけど、戦う前の神々しいポセイドン様再登場。
後ろで控えているテティスが、暗い表情だったり。


カノ「ポセイドン様、このアトランティスには既にやつの姿は見当たりませんでした」
ポセ「そうか…アイザック」
アイ「はっ、ここに」
ポセ「これを持って、聖域に行け」
アイ「これは…」
ポセ「ふんっ、あの小娘の力を封じ込めた水晶よ。アテナにでもくれてやれ」
アイ「………承知しました」


アイザック、聖域に向かう。
それを見送り、ポセイドンがシンを再び見下ろす。


ポセ「いつまでそうしているつもりだ」
シン「あ、あんたに…俺の気持ちが分かるかよ!!何なんだよ、レナスは一体何なんだよ!!俺 …あいつのこと、妹みたいで…」



本当は色々あって、シンがポセイドンを信仰しちゃうんだけど、まだ話が全然纏まっていないので割愛(笑)
んで、シン達をロンドベルに戻した後の、ポセイドンの自室。


ポセ「…カノンか」
カノ「はい…」
ポセ「許す、入れ」


ポセイドンの許可を得て、カノンが自室に入ってくる。
暗い表情。
実は、テティスだけでなく、他の海将軍もポセイドンが殆どの力を封印の為に無くしてしまっていることを知っていたり。
ソファに寝そべるポセイドンが、カノンを近くに呼ぶ。


ポセ「特別だ。妾の髪を結わせてやる」
カノ「ポセイドン様…」


ポセイドンの海のように深い、波打つ髪を掬い上げながら、カノンが髪を結っていく。
無言です。
でも、ちゃんとポセイドンの気遣いに気付いているので、カノンは堪らないんだよ!!








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