聖闘士星矢夢
□そして女神は…
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海界戻ったカノンは、自室で受け取ったチケットを眺めていた。
最近話題のそのタイトルは、カノン自身も興味を持っていたものである。
しかし、誰かを誘えと言われてもカノンは困り果てるしかなかった。
誘いたい相手は、確かにいる。
畏れ多くも己の女神。
美しく気高い彼女に、敬愛だけではない感情を潜ませて幾年となるのか。
嫌われてはいないと思う。
例え優しい女神であっても、気にくわない相手を側には置かない。
「お誘いして…みるか」
カノンは深く息を吸い込み追い出すと、部屋を出てポセイドンの元に向かうのであった。
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