Gガンダム

□いっぱいおっぱい
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それは、ある一言から始まった。


「ねぇねぇ、ドモンって何カップあるの?」
「は?」


訓練も終わり、シャワールームで汗を流していた時である。
突然アレンビーが問いかけてきた。
女子しかいないからと、前から気になっていたことを聞いてみたようだ。


「…言う必要があるのか?」
「気になるんだもーん!絶対D以上はあるよね」


二人の会話に、他のパイロットである女性陣も興味津々といった感じで集まってきた。


「確かに大きいわよね」
「ジュンさんも大きいわよね、羨ましい…」


さやかとジュンもシャワーを終えて、髪を拭きながら話している。
さやかの言う通り、ジュンもなかなかの大きさである。
後ろの方で自分の胸に手を宛ながら、マリアとひかるが若干落ち込んでいた。


「それで、何カップなんですか?」


いつの間にかファも会話に参加して、黙って着替えをしているドモンを覗き込んだ。
見ると、何が楽しいのか自分の発言を笑みを浮かべて待っている仲間逹。
ドモンは溜め息をつくと、重い口を開いた。


「確か、この前レインが…Gとか言ってた、かな」
「ええ!?G!?」


予想外の大きさに、アレンビー逹は驚いたようにドモンの胸を見た。
そこにはその大きさに納得できるくらい豊満な胸…
今はシャツを着てしまっているので、直接見ることはできないが。


「ずるいよドモン!!」
「アレンビー!?」


ガシッと音が聞こえそうなくらい勢いよくドモンの胸を掴むアレンビー。
驚いたが、止めればいいのかどうすればいいのか分からず、ドモンはアレンビーの好きなようにさせていた。
しかし制止がないことをいいことに、わしわしと揉みだすと、流石に慌てて止めようとアレンビーの腕を掴んだ。


「あ、アレンビー、いい加減離し…」
「ドモン…」
「ぇぁ!?どうした?」



「何これ、スッゴい柔らかい!!」



「は?」


凄い発見をしたような瞳でドモンを見る。
何を言っているんだと、言葉の意味を分かりかねていると、さやかやジュン逹もドモンの許可なく触りだす。


「いや、あの、いい加減止め…」
「何この手触り!!私好みだわ!!」
「こんなに柔らかいものなのね」
「だから、いい加減にしろっ!!」


とうとう力ずくで皆を振り払う。
いくら女同士であっても、勘弁してほしい。
皆から少し距離を取り、急いで残りの服を身に纏うとシャワールームを出ていってしまった。


「ああん、もっと触りたかったのにぃ!!」
「ちぇー、ドモンのケチー」











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