Gift
□休日は恋人と
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今日は休日
愛しい君と時を過ごそう
休日は恋人と。
僕、キラ・ヤマトは今料理の勉強中だ。
料理の先生は僕が愛してやまない彼女、アスラン。
料理ができない僕のために教えてくれてるんだ。(本当は昼飯の準備を手伝ってるだけなんだけどね)
「キラ、聞いてる?」
そう言って僕を見るアスラン。
僕の方が少しだけ(そのうちもっと差を広げるけど)アスランより背が高いから自然と彼女は上目遣いになってしまう。
可愛い…
その度に口付けたい衝動に駆られるのを堪える。
「ごめん。(トリップしてた)何だっけ?」
苦笑して彼女を見ればじとっと軽く睨んでいる。
「キラぁ〜?」
「ごめんっアスラン!もう言って?」
もうっと言って彼女はもう一度説明してくれる。
だから可愛いんだって。
「ここは…」
鼓膜を震わせる君のアルトの声が心地よい。
隣にいるだけで安心する。