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【て】 4件

【テルカ (てるか)】
古代ゲライオス文明時代に若かりし頃のエルシフルが拾った子。
見た目は人間に近いが始祖の隷長の力を有する。
ある日、人間に攫われ実験台にされていたが、抜け出す。
エルシフルの元に帰りたかったが、どこにいるかもわからない相手に意志を上手く送ることはテルカには出来ず、またエルシフルは精神を閉ざしていた。
そのため怯えながら1人いたが、ある青年に拾われる。
その青年により、テルカは守られ、人間が全て怖いものではないことを知り、様々なことを彼女は学んでいった。
フェローにエルシフルが人間を拒む者側についたことを知り、彼女は始祖の隷長となってエルシフルの元へ。
星喰みを遠ざける事になるが、大きな問題として満月の子の生命力だけでは正常に長いことを動かすのは不可能であり、聖核と魔核を一つに繋ぐ楔の役目が必要だった。
前者は始祖の隷長ならば誰でも可能だったが、後者はテルカしか出来なかった。
その上、前者は始祖の隷長に任した場合、始祖の隷長という存在が絶える危険性があった。
人間が実験をした際、テルカが始祖の隷長の中でも特異であり、再び体を構築出来る術式に耐えれるのは彼女しかいなかった。
元々、その術式は彼女の中に刻まれていた術式の1つ。
そして彼女はそれを受け入れ、宙の戒典によってザウデに魂を縛られ、死ぬために生まれる人生となった。


【転生 (てんせい)】
――TOX
リーゼ・マクシアではマクスウェルの力により、魂は洗浄されて新たなる存在として生まれ変わるとされている。だが、エレンピオスでは…

――TOV
精霊は死んだら魔核(聖核)となり、オリジンまたは夢主により新たなる存在に生まれ変わる。自然に生まれ変わることもある。
多少見た目が変わることもあるが、大方の記憶は所有されている。

人間などの生物にも輪廻――魂の循環があるらしい。


【宙の戒典 (でいんのもす)】
暴走したエアルを抑制する目的で作られており、掲げて念じることで、エアルを鎮める力を発揮する。
帝国の至宝である剣であり、原作後一度ヨーデルが皇帝になるために戻されるが、その後再びデュークの手に戻った。
明星とは違い、これには正確には魔核がなく、原作後もその能力は健在である。
現在も何処かにあるのだが、その場所を知っているのは夢主と大精霊のみであり、常人では立ち入れない場所に何らかの目的で封印されている。


【デューク・バンタレイ (でゅーくばんたれい)】
夢主とエルシフルの親友。
夢主より一回り年上だが、夢主の性格もあって二人は仲が良かった。
お互い大事に想い合っており、実は惹かれ合っていた。
エルシフルが死んだことで、デュークは夢主以外の人間と距離を置く。
そして、エルシフルの代わりに夢主を見守っていた。
親友の彼を最後まで一人にしたくないために星喰みが訪れたときに彼を選ぶ。
だが理由はそれだけでなく、夢主がデュークに取り返しのつかないことをしてしまったためという理由もある。



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