Tales.D.Dictionary

【え】 3件

【エアル (えある)】
大気に含まれている高い親和性を持つエネルギー体。
星の血であり全ての根源とも言え、万物はエアルの昇華、還元、構築、分解により成り立っている。
エアルは動植物の成長を大きく促進するほか、魔術を発生させたり魔導器の動力源として活用することができる。
濃度の高いエアルは目視することができる。
過度のエアルは人や魔導器に悪影響を及ぼすため、毒とも言える。
精霊の存在により、マナへと変換されている。


【エアルクレーネ (えあるくれーね)】
世界に点在するエアルの源泉。
世界のエアルの総量を保つようエアルを放出するため、基本的には濃度が高い。
世界でエアルが消費されるほど、それを補うためにエアル放出が活発になり、周囲には環境異常が起きやすくなる。
始祖の隷長はそこを住処にする者が多い。
エアルがマナになるようになってからは、“マナクレーネ”や“クレーネ”“源泉”などと呼ばれている。
だが、やはり過剰摂取はよくないため、常人が立ち入ることは禁じられている。


【始祖の隷長 (えんてれけいあ)】
エアルを食べる知性の高い魔物であり、エアルを活力にして生き、独自の変化を遂げる。
そのため番は存在しない。
また、非常に長寿でありエルシフルは軽く1000歳を超えている。
エアルの流れ同様に満月の子を感じることが出来る。満月の子の力を受けると死に至る。
人語を解し、長じたものは人語を話し人に化ける。しかし身を守る以外の力を欲することがないことから魔術を使うことはない。
このことからも特殊な存在だとわかるが、夢主はその中でも特異である。
人間の姿をしたままであったため、人間は死滅させるべきだと思っている始祖の隷長には快く思われていなかった。
それでも手を掛けられなかったのはエルシフルを筆頭にした始祖の隷長達のおかげであり、夢主の特異な性質のためでもあった。



[戻る]



©フォレストページ