Tales.D.Dictionary

34件

【ガイアス (がいあす)】
22歳でア・ジュール連合国を建国した王。
人間離れした力と心、人々を惹きつけるカリスマ性を持ち、政治的手腕もかなりのもので民に絶大の支持を得ている。
身内を守るために本名は名乗らない。
夢主を拾った張本人であり、最初は国の事を考えて保護をする。
けれど、夢主と接していくうちに惹かれていき、危害を及ぼすとわかっていても彼女が傍らに存在することを願う。
その力だが、やはり常人と違うのか、エルシフルは何かを彼に感じているらしい。
人間にしては出来過ぎた存在だが、真面目な顔でさも当然のことのように変態な発言をする。
結構な甘党らしく、アグリアがジャオから貰ったお菓子の一部は彼のお腹に入っている。

【キャナリ (きゃなり)】
騎士であったが彼女は下町の者に慕われていた。
ひょんなことから夢主は彼女と出会い、少し騎士ということに抵抗を感じたが彼女がいい人だとわかり、すぐに仲良くなる。
その弓の腕前をキャナリにも認められ、彼女の騎士団へと誘われたこともあった。
彼女を通してダミュロンやヒスームなどとも面識があった。
だが、人魔戦争にてキャナリを含めた彼女の部隊は壊滅した。

【クローム (くろーむ)】
エルシフルの始祖の隷長になる前の娘。
始祖の隷長になり、エルシフルの前に現れるが娘として接してもらえず。
最初はそれを侘しく思っていた。
今となってはエルシフルの尻を叩く奥様みたい。
デュークと夢主を交えて家族みたいになる空気が実は好き。
父が死に帝国に対して恨みを持つが父が死んだことでデュークが人間を恨むことを哀しく思っていた。
けれど、彼の心を戻すことは自分には出来ず、ただ傍で支えるしか出来なかった。
もちろん、彼女も父が殺されたことで人間を信用していないのは事実。
風の大精霊シルフに転生し、父とも再開でき内心嬉しかった。
時折、父に優しくされると嬉しく、実はファザコン?
クーデレなのではないだろうか?

【グシオス (ぐしおす)】
始祖の隷長であるが人語は喋れず、エルシフルやフェロー達に比べると若い方。
自身が星喰みとなることがわかっていても、エアルを鎮めようとする世界を想う優しい心がある。
地の大精霊ノームとして生まれ変わり、その可愛さ故に夢主に抱きしめられる。
だが、その立場故にエルシフルの黒い笑みを浴びている。

【契約 (けいやく)】
夢主とエルシフルの契約は、リーゼ・マクシアの人間が詠唱をして精霊と一時的に契約して力を貸してもらうのとはわけが違う。
直接使役よりも高度なものであり、直接使役のように勝手に精霊が人間から離れれるわけではない。
契約を結べばその契約が完了するか、契約が破棄されない限り、精霊は契約者につき従うこととなる。

【古代語 (こだいご)】
――TOXの古代語
1つ1つで意味が成り立っており、主語述語のようなものはないため、文法は存在しない。
残っている古代語は数えるほどというわけではないが、少ない

*夢主には陛下達の字の意味がわかるが、陛下が夢主の古代語がわからなかったのはこのためである。

――TOVの古代語
始祖の隷長また精霊の呼び名のように1つの語句で深い意味があり、これがTOXの古代語に似ており、文字は違えど意味は通じ合っている。
けれど、主語・述語も存在しており、文法もあり、言葉の種類も多い。
術の使用者、技術者は必要な単語は知っているが、日常的な会話で使うのはクリティア族と始祖の隷長(精霊)くらいしかいない。

【使役 (しえき)】
精霊が直接人間からマナを貰い、力を貸すのだが、直接使役は精霊にとって重要で恥ずかしいことらしい。
夢主とエルの場合は契約であり、直接使役よりも上のものであるため明確には違うとのこと。
その行為を人間で例えると過激なものらしい。
でも、二人は恥ずかしがってはおらず、それは二人の年齢が原因か性格かは不明。

【瘴気 (しょうき)】
地上に住む人間を含めたあらゆる生物に毒であり、精霊も同様。
精霊が瘴気に侵されると、暴走してしまい、夢主もリーゼ・マクシアに来た当初、正気が無くなっていた。
瘴気は星の穢れとも言え、異空間を挟んだ別世界(地上の裏)の空気。
地下から溢れるものであり、実はエアルは瘴気を中和する膜のようなものだった。
エアルをマナに変換した際、瘴気という物質も僅かに生まれ、この時瘴気の存在が明らかになった。
エアルの代わりにマナが瘴気を防いでいるため、地上に瘴気は溢れることはない。
けれど、突如として瘴気が地上を襲ったことがあり…

【ジャオ (じゃお)】
ア・ジュール組の良心であり、お父さん的存在。
夢主とは魔物を従えれるという共通点があり、魔物について語り合う仲。
また、プレザも交えて飲むこともある。
見た目とは裏腹に年上である夢主に悩みを話すこともあった。

【精霊 (せいれい)】
――TOX
精霊は死んだら人間に、人間は精霊になると伝わっている。
精霊はマナを失うと精霊の化石となる。

――TOV
始祖の隸長が残す聖核に大量のマナを導くことで誕生する意識体。
大精霊は特に始祖の隷長時代の記憶を所有している。
死んでしまっても何らかの方法で転生をするらしい。

←前の10件/次の10件→


[戻る]



©フォレストページ