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【セリサ・ローウェル (せりさろーうぇる)】
ユーリの実の母親であり、夢主の恩人の1人。
とても美しい人でユーリの見た目は母親似らしい。
ユーリを身籠って9カ月近くになる頃に騎士に押されてお腹を打ってしまう。
それにより破水してしまい、早産となる。
早産児(未熟児)としてだが何とか無事にユーリは産まれた。
けれど、セリサはこれが原因で身体を壊し、数ヵ月後に亡くなってしまった。
この時から夢主の騎士嫌いの意識が強くなった。

【テルカ (てるか)】
古代ゲライオス文明時代に若かりし頃のエルシフルが拾った子。
見た目は人間に近いが始祖の隷長の力を有する。
ある日、人間に攫われ実験台にされていたが、抜け出す。
エルシフルの元に帰りたかったが、どこにいるかもわからない相手に意志を上手く送ることはテルカには出来ず、またエルシフルは精神を閉ざしていた。
そのため怯えながら1人いたが、ある青年に拾われる。
その青年により、テルカは守られ、人間が全て怖いものではないことを知り、様々なことを彼女は学んでいった。
フェローにエルシフルが人間を拒む者側についたことを知り、彼女は始祖の隷長となってエルシフルの元へ。
星喰みを遠ざける事になるが、大きな問題として満月の子の生命力だけでは正常に長いことを動かすのは不可能であり、聖核と魔核を一つに繋ぐ楔の役目が必要だった。
前者は始祖の隷長ならば誰でも可能だったが、後者はテルカしか出来なかった。
その上、前者は始祖の隷長に任した場合、始祖の隷長という存在が絶える危険性があった。
人間が実験をした際、テルカが始祖の隷長の中でも特異であり、再び体を構築出来る術式に耐えれるのは彼女しかいなかった。
元々、その術式は彼女の中に刻まれていた術式の1つ。
そして彼女はそれを受け入れ、宙の戒典によってザウデに魂を縛られ、死ぬために生まれる人生となった。

【転生 (てんせい)】
――TOX
リーゼ・マクシアではマクスウェルの力により、魂は洗浄されて新たなる存在として生まれ変わるとされている。だが、エレンピオスでは…

――TOV
精霊は死んだら魔核(聖核)となり、オリジンまたは夢主により新たなる存在に生まれ変わる。自然に生まれ変わることもある。
多少見た目が変わることもあるが、大方の記憶は所有されている。

人間などの生物にも輪廻――魂の循環があるらしい。

【宙の戒典 (でいんのもす)】
暴走したエアルを抑制する目的で作られており、掲げて念じることで、エアルを鎮める力を発揮する。
帝国の至宝である剣であり、原作後一度ヨーデルが皇帝になるために戻されるが、その後再びデュークの手に戻った。
明星とは違い、これには正確には魔核がなく、原作後もその能力は健在である。
現在も何処かにあるのだが、その場所を知っているのは夢主と大精霊のみであり、常人では立ち入れない場所に何らかの目的で封印されている。

【デューク・バンタレイ (でゅーくばんたれい)】
夢主とエルシフルの親友。
夢主より一回り年上だが、夢主の性格もあって二人は仲が良かった。
お互い大事に想い合っており、実は惹かれ合っていた。
エルシフルが死んだことで、デュークは夢主以外の人間と距離を置く。
そして、エルシフルの代わりに夢主を見守っていた。
親友の彼を最後まで一人にしたくないために星喰みが訪れたときに彼を選ぶ。
だが理由はそれだけでなく、夢主がデュークに取り返しのつかないことをしてしまったためという理由もある。

【羽根 (はね)】
アグリアからのエルシフルの呼び名。
由来は翼があり、羽根を舞わすからウザいとのこと。

【フェロー (ふぇろー)】
1つの意味に“猛(たけ)きもの”とある。
エルシフルが亡くなった後、始祖の隷長の盟主となり、彼に続いて強い力を持っていた。
エルシフルとは良きライバルであり、長き付き合い。
口喧嘩をすることもあるがエルシフルの腹黒さに敵わず胃痛を患っている。
それでも彼の強さを認めており、慕っている。
まるで陛下と参謀のような関係だ。
火の大精霊イフリートとなってもエルシフルの性格に頭を痛ませている。
それでも親友に再会できたことを嬉しく思っており…あれ?フェロー→エルシフル?
やはり、参謀的立場か…

【プレザ (ぷれざ)】
魅惑の身体を惜しみなく披露する大人な女性だが、心は純粋。
ア・ジュール組でもう一人の常識人であり気苦労が多い。
同じ常識人のジャオとは飲み仲間でもあり、夢主も交る時は彼女に昔の男(アルヴィン)のことを話したこともある。
以外にも夢主が聞き役になり、抱えていることを聞いている。
奔放で無邪気な一面もあるが、比較的まともな夢主とは仲良し。
飾りっ気のない夢主を着せ替え人形のようにしたい願望がある。
ウィンガルが夢主に抱いている感情を知っているが、彼の立場を含めた心情も理解しているため必要以上に何かを言うつもりはない。
陛下を尊敬しているが、変態な部分は呆れている。

【ベリウス (べりうす)】
意味の一つに“聡きもの”がある。
戦士の殿堂の統領である始祖の隷長。
闘技場都市ノードポリカを作った張本人で、人魔戦争に参加して戦った。
ドン・ホワイトホースにその折世話を受けたらしく以後交友がある。
人間に理解があるが、それにより判断を誤まることはない。
エルシフルとフェローの言い合いを微笑んで傍観し、危険になったら鎮める役。
楽観主義者というわけではないが、二人のやり取りには慣れている。
水の大精霊ウンディーネとして生まれ変わってからもその立場は健在。

【マクスウェル (まくすうぇる)】
――TOX
精霊の主と呼ばれており、人間と精霊を守る存在と言われている。
本物は、世精ノ途におり、人間の気持ちが理解できない。
けれど、それは2000年前のことがあったためであり、昔は違ったとか

――TOV
“元素”を司る精霊であり、爺の姿をしているが最も若い大精霊である。
人と好んで関りはしないがお茶目な一面もあり、夢主とも仲が良かった。
精霊の主はエルシフルであるため、マクスウェルは主ではない。

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