ワンピース短編
□赤と白
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今年もそろそろ終わる12月後半
冬島の海域も出て波が安定している
今日は快晴
ぽかぽかしていて気持ちがいい
「おい、ユウ!こっち手伝ってくれ!」
「はーい!」
キッド海賊団の船の上
女である私はこの船に雑用係として乗船している
コックから頼まれたのは食堂の配膳係
頭が来る前にスプーンやフォーク、お皿などを人数分並べていく
「精が出るな」
ふと後ろから声をかけられる
「キラーさん!お疲れ様です!」
ペコリとキラーに頭を下げるとキラーは笑って頭を撫でてくれる
「そんなはりきり過ぎるとあとで大変だぞ?」
今日は酒を沢山飲むしな と言われ少しだけ困った様に笑うをする気配がした
「…でも…せっかくのクリスマスですから。頭にも喜んで貰いたいんです!」
笑って答えるとキラーがまたぽんぽんと頭撫でてくれる
「……そうか。そういえば何か準備するんじゃ無かったのか?」
キラーがふと思い出して言った言葉に思わず あっ と声を出す
「い、いってきます!!」
慌てて敬礼してダッシュする
「ああ。」
可笑しそうに笑いながらキラーが見送ってくれた
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