Starry☆Sky
□The Wedding Date Night
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水瓶座編
ぬーん!!
すごい部屋だな!!
ちょーごーか、スイートルームだぞ!!
君も、早く入るのだ〜。
(翼くんは私の手を引いて部屋に入ると、私を後ろから抱きしめて)
俺の花嫁さん捕まえた〜。
ぬはは。
このままお姫様をご案内〜。
(私は翼君にお姫様抱っこされて窓際に連れられて夜景を眺める)
綺麗だな。
ぬ。
そうじゃなくて。
君が。
多分梓にはツキナミとか言われるかもだけど、本当にそう思ったんだ。
(翼くんは私を静かにベットに座らせる)
本当に今日の君は…お人形さんみたいで可愛い。
こんなかわいい君を独り占めできるなんて、俺ってば幸せ者だな!!
…
俺…。
今までずっと、家族なんて必要ないって思ってた。
自分が幸せだなんて…
思ったこと無かったんだ。
(翼君の目がみるみるうちに潤んでいく。私はそれをこぼさないように指ですくう。)
やっと手に入れた家族のぬくもりだから…。
俺、絶対君をしあわせにする。
(翼君は私の手を取り、自分の頬に当て、もう片方の手で私の頬に触れる)
愛してる…。
何度でも言いたい…。
(翼君は何度も愛してると囁きながら、何度もキスされる…何時の間にか私の目から涙が零れる)
君…泣いてるの??
嬉しくて泣いてるのか??
本当に…君、かわいすぎ…。
(突然翼君にベットに押し倒される)
だ…だめなのだ…。
そんなかわいい君を、手に入れた実感を味わいたくて…。
君、心の準備…できてる?