アルカナファミリア
□始めてはここから
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リベルタ編
▷デートから屋敷に帰ってきた…。
▷もう、それぞれの部屋に戻る時間だけど…。
▷まだ、リベルタと一緒に居たくて…。
▷私の部屋に、私を送りに向かうリベルタの背中を追って歩きながら…
▷私はいつの間にかリベルタの服の裾を引っ張っていた。
なんだ?
お嬢。
え?
何?
帰りたくないのか?
うんじゃまぁ…。
俺の部屋にでも来るか??
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ほら。
その辺に座れよ。
今、甘いものでも調達して来るからさ。
へ?
何にもいらないって??
そうか?
じゃ。
何する??
んー。
何も思い浮かばない…か。
どうしたんだ?
お嬢。
帰りたくないって言ってみたり、だんまりしてみたり…。
もしかして…寂しいのか??
▷リベルタは私の手を強く握った。
▷そしてそっと指先にキスすると…。
▷リベルタの頬が少しだけ赤くなる。
そ…そんな時は素直に俺に話してくれよな。
俺、こんなんだから、気づいてあげられないかもだけど、教えてくれれば、ずっと一緒にいてやれるからさ。
▷優しくそう言ってくれるリベルタが愛しくて、リベルタの胸に飛び込んだ。
ちょ…お嬢??
あ…あの………その……。
▷リベルタは慌てふためいているが、私はそれでも離れなくなくて…腕にぎゅっと力を込めて抱きしめる。
あ…あのですね。
お嬢。
俺も…れっきとした男でして…。
自分の部屋で好きな女に二人きりで抱きつかれるという…こういうシチュエーションだとですね…。
我慢の限界といものがあるんですよね〜。
▷私がわけもわからず、抱きついたままキョトンとした顔でリベルタを見上げると…。
▷真っ赤になったリベルタの顔が見えた。
▷私がその顔に思わず笑い出すと、リベルタは…。
こ…これは……お嬢が悪いんだからな。
お嬢が…そんな可愛い顔で見上げるからって…。
だぁ〜っ!!
ちくしょう。
リベルタは私をベットに押し倒して。
お嬢…あのな……よく…聞いてくれないか。
俺は…お嬢が大好きで、そんな風にされると……。
歯止めが効かなくなる…。
つ…つまり…。
お嬢を…自分の感情に任せて……襲ってしまいそうになる……。
▷…私の顔がみるみる赤くなるのがわかる。
い…嫌な事はしない…。
お嬢が嫌だって言うなら、それ以上は絶対にしない。
だから……。
今…ここで……答えてくれないか?
……。
そんなの聞かないでって……。
それは……。
あの……。
いいってことだよな?
リベルタはゆっくりと私に体を重ね、キスをしてくる…。
▷…初めはたどたどしいキスだったけど…
▷次第に激しくなり…。
▷やっと唇が離れた時には…
▷私の服は半分脱がされ、お互いの息は上がっていて…。
…ご…ごめ……。
本当に、俺、お嬢が好きで……。
お嬢……綺麗だ…。
▷リベルタは私の開いた胸元を見て言う…。
▷そして…ゆっくりと私の胸を揉み始める。
▷私の口から吐息が漏れる…。
や…やべぇ……。
肌が吸い付いてくるみたいだ……。
もっと…もっとお嬢が欲しい……。
▷私の胸の先端をリベルタの舌が這っていく…。
▷体が弓なりになって快感を受ける。
▷キスは次第に下へ下へと下がって行く。
▷秘められた部分に口づけされると、吐息とは別の…声が出る。
お嬢の声…可愛すぎ……。
もっと……もっと鳴いてくれよ。
俺に…お嬢の全てを…くれ……。