Starry☆Sky

□デコレーション
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魚座編


▷哉太と二人でソファーに座りながら、カップアイスを頬張る。


▷甘くて爽やかな味が口の中いっぱいに広がる。


▷自然に笑顔がこぼれた。


お前なんて顔してんだよ。

緩んだ顔しやがって。


▷哉太は私のおでこをコツンと小突く。


ほんと、お前は食い物絡むと幸せそうな顔するよな。

食いしん坊。


▷私は悔しいながらもそれを否定しない。


ははっ。


自分で認めてちゃわけねーな。



あ。

そうだ。


ちょっとお前のも食わせろよ。


▷と、哉太は、私の了解を得る前に私のカップアイスをスプーンで掬う。


俺、どっち食うか迷ってたんだよな〜。


▷哉太はアイスを頬張り…。


ん。


俺、こっちで正解だったかも。


こっちのがうまい。


ん?

お前も俺のが食べてみたい?



▷哉太はスプーンで自分のカップのアイスを掬うと、私の口元に運ぶ。


ほら…


▷が…

▷もう少しのところでスプーンからアイスがこぼれる。


▷私の胸元にアイスが零れて…


あ。


ちょっ。

おまっ…。


▷私が慌てて拭こうとすると、アイスはますます奥に垂れていき…。


いい。


動くな。


▷と、哉太は突然私の胸元に顔を埋め、アイスを舐めとった。


▷私が抵抗すると…。



ちょっ。


だから、俺はおまえを助けるために…。


って、叩くなよ。



あ。


ほら。


まだ残ってる。


▷と、抵抗を続ける私の両腕をがっちりとつかむと、哉太はまたもや私の胸元を舐めて…。


▷図らずとも吐息が漏れてしまう。


おまっ…。

なんて声出してんだ?



は?

俺が変なところ舐めるからって…。

俺はおまえのためを思って…。


って…まぁ……。


確かに美味しい思いをしてるのは俺か………。




ほら。


立てるか?


▷哉太は私に手を差し伸べ、起こしてくれる。



あ?

お詫びに一口俺のを食べさせろって?


本当にお前はシャーねーな。


▷と、哉太はアイスを頬張ると、そのまま、私に口付けする。


▷私はあまりに突然の出来事にただそれを受け入れることしか出来なくて…。


▷私が手に持っていたアイスは私の脚に零れていた…。



…ったく…。


こんなに零しやがって…。


もったいねーな。



あ?


俺が突然キスなんてするからって??



そんなもん…考えりゃわかるだろ。


あんなとこ舐めてりゃ、変な気分になるだろーが。



そしたら………。


こういう気分にもなる……。


▷哉太は私の足元に対面して座り、脚に零れたアイスを舐めていく。


▷私はその甘美な感覚に、抵抗する力が出ない…。


▷ようやくできることといえば、哉太の頭に触れることくらい…。


▷やがて哉太は私の脚を少し開かせ…内股へと舌を進めていく…。


▷そんなところは零れてない…と、必死の思いで私が口に出すと…。



いや…。


それはないんじゃないのか?


この先はもっと…濡れてるからな…。



舐めてやるよ。


いいからお前はそこでいい声出して鳴いとけよ。
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