小説置場

□仕返し
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俺は結構前から計画していたことを実行しようとしている


裕太はかなり前から俺に足引っ掛けをしてくる。俺は最初のころ本気で引っかかっていて、それが結構痛かった。

そんな痛みなんて知りもしない裕太は移動教室がある度にやってくる。


でも俺はそんなに毎回引っかかっているわけじゃなくて、最初のころ以外はわざと引っかかっている。


そこで俺が考えたのは仕返しをすること。さすがに同じことをするんじゃつまんないから考えた。


まず、裕太の足引っ掛けにわざと引っかかる。その時に裕太の腕を掴み、裕太も巻き添えにする。裕太がバランスを崩した瞬間に俺はバランスを整える。そして裕太の上に乗って、たまたまぶつかったかのようにキスをする。


我ながら完璧な作戦だ。


そして今日は移動教室があるから裕太は絶対に引っ掛けに来るだろう。

あぁ〜早く休み時間になんないかな…。
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