小説置場
□Ｗデート?
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今は夏休み
僕はこれから裕貴とデート!!…の予定だった
「おじゃましま〜す」
なんで！？
なぜか啓介と直貴がいる。どう言うことかを裕貴に聞いてみると…
「いやぁ〜…。直貴と裕太ってあんまりしゃべんないじゃん？それって俺たちのせいかなぁ〜なんて思ったりしてて、啓介たちとＷデートってことにしたの」
「べつにそういうわけじゃないんだけど」
「まぁまぁ怒らないでよ」
そんなことを言われたって…しゃべらないのは話題がないだけで、べつに仲が悪いわけじゃないのにな…。
なんて思っていると…
「じゃあ、２人は今日から仲良しになってね」
「えっ!?…どういうこと？」
「今日は裕太と直貴でデートしてね」
「じゃあ２人は？」
「俺たちは……俺たちも２人でデート」
えぇぇぇぇぇぇ!!
そっちの方が嫌だ!!
なんで元から仲がいい２人がデートするんだよ!!僕を置いていくつもりなのかよ!!
もしかして本当は啓介と…
「直貴、行こう」
「えっ!あ、うん」
「いってらっしゃ〜い」
裕貴がそういうつもりなら、僕だって…。
「裕太?…どうかしたの？」
「べ、べつに…。それよりどこに行きたい？」
「う〜ん…。スポーツ系のところとか？」
「直貴ってスポーツ好きなの？」
「一応ね」
「まじで!?僕もね、本当に大好きなんだ!!特にね…」
意外なところで僕たちの共通点があって、そのまま２人でスポーツについて語り合っていた。