小説置場
□浮気は許しません!!
2ﾍﾟｰｼﾞ/3ﾍﾟｰｼﾞ
〜〜放課後〜〜
「裕太〜ちょっといい？」
「うん…別にいいけど…」
よし、話せた！！
このままの調子で頑張れば最近大輝と一緒にいる理由がわかるはず！！
「何…？」
「いや、ちょっと…。最近さぁ、妙に大輝と仲良くない？…俺とはあんまりしゃべってくれないくせにさぁ」
「べ、べつに仲良くなんか…。それに裕貴とだってしゃべってるじゃん」
「でも今日は無視したよね？」
「う……。それは…ごめん」
「いや、いいんだけど…」
「もしかして疑ってるの？」
・・・・・・。
見抜かれた〜〜〜！！
どうしてこういう時だけ勘が鋭いんだよ！
「…そういうことは……な、ないよ！」
「絶対に疑ってるでしょ！！信じられない！…仮にも僕たちこ、恋人同士なのに…」
「っ！！」
なんて可愛いことを言ってくれちゃうんだよこの娘は！！しかも語尾がどんどん小さくなってて…恥ずかしいなら言わなきゃいいのに（なんて思ってないけどｗ）
「ちょっと！聞いてるの？」
「聞いてます聞いてます！！…うん、ごめん。少しだけ疑ってた……」
「はぁ…」
「本当にごめん！」
「別にいいよ…。紛らわしい行動をしてた僕も悪いんだし…」