極楽鳥
□零
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このお話しは結たちに合う前のお話し(妄想です)
ーーーー生誕ーーーーーーーー
『ひっくっ、、、、ふぇっ、、』
誰もいない倉庫に響く泣き声。
その正体は、一人の少年。
正式には『セキレイ』と呼ばれるものである。
セキレイは全108羽という数で発見されている。
しかしこの少年は109羽目、つまり生まれくるはずのない物が生まれきたのだった。
『ひっくっふぇっふぇぇっっ』
しかし彼が生まれ来たことは知られていない。
ここは研究員に放置された研究所だったからだ。
しかし、彼が生まれてきたときの力で研究所が爆発を起こしたから彼は倉庫にいた。
『ふぇっ。んっひっくっぐすっ』
誰もいない一人で生まれ来てしまったこの少年には何一つわからなかった。
ただ一人でどうしたらいいのかがわからい。
セキレイだから自分の事は解るがどうしたらいいのかわからい。
不安でしかたなかった。
そんな夜は過ぎていった。
ーーー生誕ーーーー終ーーーーー