Short novel
□岳人の誕生日(日岳) ver 2012
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岳人編
翌日……
学校に着くと……
「岳人、誕生日おめでとう。」
「岳人君、誕生日おめでとう。」
「おう、ありがとう、皆。」
皆から祝福されるのは嬉しいけど……
日吉に会いに行けないのが辛くて仕方なかった。
「なんや〜、岳人。日吉に会えくて寂しいのか?」
「ぁ、侑士。日吉の所に今すぐ行きたいよ〜」
俺は、侑士に愚痴を言った。
「まぁ、しゃないよ。放課後に賭けるんやな。滝も手伝ってくれるやろうし。」
「まぁ、岳人のその姿を見たら手伝うよ。」
滝は俺の頭を撫でながら言った。
「マジ、サンキュー、滝・侑士」
俺は、放課後まで我慢した。