Short novel

□岳人の誕生日(日岳) ver 2012
3ページ/5ページ

日吉編

翌日


今日は向日さんの誕生日。
早く会いたかったけど、人気の向日さんだからなかなか会いに行けなかった。
俺は窓から外を見てため息をこぼすと、声をかけられた。


「日吉、どうしたの?ため息なんかして?」


「鳳か……。お前には関係ない。」

「あ!向日さんの事でしょ。」

「五月蝿い。」


すると、鳳と俺の携帯が同時に鳴った。

俺はメールボックスを開くと向日さんからで『放課後、一緒に帰ろうぜ(^-^)』と来たから俺は、『分かりました。』と打つと送信ボタンを押すと鳳が言ってきた。


「日吉、学校が終わったら裏門に行きなよ。」

いきなり言われた俺は分かっていなかった。すると、鳳が耳元で小さな声で言った。


「向日先輩も裏門に来るよ。宍戸さんや忍足さんや滝さんが計画したものだよ。」


にやと笑いながら、
「そう言うことか……分かった。ありがとうな。」

「うん。」



早く放課後にならないかな
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ