Short novel
□岳人の誕生日(日岳) ver 2012
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日吉編
翌日
今日は向日さんの誕生日。
早く会いたかったけど、人気の向日さんだからなかなか会いに行けなかった。
俺は窓から外を見てため息をこぼすと、声をかけられた。
「日吉、どうしたの?ため息なんかして?」
「鳳か……。お前には関係ない。」
「あ!向日さんの事でしょ。」
「五月蝿い。」
すると、鳳と俺の携帯が同時に鳴った。
俺はメールボックスを開くと向日さんからで『放課後、一緒に帰ろうぜ(^-^)』と来たから俺は、『分かりました。』と打つと送信ボタンを押すと鳳が言ってきた。
「日吉、学校が終わったら裏門に行きなよ。」
いきなり言われた俺は分かっていなかった。すると、鳳が耳元で小さな声で言った。
「向日先輩も裏門に来るよ。宍戸さんや忍足さんや滝さんが計画したものだよ。」
にやと笑いながら、
「そう言うことか……分かった。ありがとうな。」
「うん。」
早く放課後にならないかな