Short novel

□日吉誕生日(日岳) 2012ver
2ページ/4ページ



向日が目を覚めると夕方になっていた。


(流石に寝すぎた。帰るか。)

そう思って立ち上がり屋上を出て階段を降りていると、女子の声が聞こえた。


「さっき、鳳君が図書室から出てきたから話かけたの。」


「うそ〜、いいな。何聞いたの?」


「何してたの?って聞いたら『日吉君に勉強を教えてもらってた』って答えたの。」


「えぇ〜。鳳君が……」

それを聞いた向日は昇降口には行かず急いで図書室に向った。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ