Short novel
□日吉誕生日(日岳) 2012ver
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今日は日吉の誕生日である。氷帝学園はテスト中であった。そのためか向日がイライラしていた。
「なんや、岳人……えらいイライラしとるな。」
「当たり前だろ。今日は日吉の誕生日なのにテストなんだよ。」
忍足はその言葉を聞くと分かったかのように軽く笑いながら教室を去った。それを見た向日は荷物を持って屋上に行った。
流石のテスト中なので屋上には誰も居なかった。向日はそこで寝転がった。
(侑士の奴何だよ。急に笑って教室を去りやがって。くそくそ。)
向日はそんな事を思いながらそのまま寝てしまった。