日記

ぐだぐだ喋りませう

◆ドフトリ夢主で小話 

※ミンゴと一緒にコナン君の世界にトリップ
※コナン視点

「蘭ちゃん、コナン君。いらっしゃいませ」
土曜の昼食をポアロでと蘭が言うので2人でやって来た。昼と言うにはまだ少し早いせいか、客は奥のテーブル席に女性1人だけだった
「好きな席どうぞ」
「カウンターでいいよね?」
「うん」
カウンターで出迎えてくれた梓さんの前に2人で座りメニューを見る。見たところで食べたいものは決まっているので早々と注文し、蘭と梓さんの会話を黙って聞いていたら厨房から安室さんが顔を出した
「いらっしゃい二人とも。梓さん、出来ました」
「あ、はーい」
ケーキの乗った小ぶりな白い皿を受け取り梓さんは女性のもとへ行く。目で追うより先に安室さんが口を開いた
「今のは来月から期間限定で出すケーキの試作品、二人の分もあるから食後にどうぞ」
なるほどだから小さかったのかと、喜ぶ蘭の隣で1人納得する。今度こそテーブル席に目を向けると梓さんと女性客がにこやかに話していて、梓さんの親しげな様子におや?と首を傾げた
「あちらの方は3ヶ月ほど前から来店されるようになったんだよ」
俺の疑問に答えたのは安室さん
「と言っても、僕も今日初めて見る方なんだけどね」
梓さんとマスターの話では平日の早い時間に来るらしく、ケーキセットを頼んで小一時間本を読んで過ごすのがお決まりだそうだ
「なんだか雰囲気があって綺麗な方ですね」
蘭がちらりとテーブル席を見て言う。確かに、綺麗な大人の女性って感じだ。それから俺達が食事を終えケーキを食べる頃に女性はポアロを後にした

「あ」
「なに?」
学校帰り灰原と歩いていたら反対の歩道にポアロで見た女性が居た
「あの人、この前ポアロで見たんだよ。最近常連になったんだってよ」
「あら、あの人ならスーパーでたまに見るわよ」
「へえ…って…えっ!?あの隣に居る男、あの人の恋人か?」
背が高く体格も良いが褐色の肌に金髪、何故か似合ってるピンクのロングカーディガン、そしてサングラス。ぶっちゃけかなりヤバそうな男だ
「ああ…。あの男の人、あんな見た目だけどカゴも荷物も必ず持って女の人の後ろを楽しそうについて回るから…まあ大丈夫なんじゃない?」
「へ、へえ…」
人は見かけによらないってこのことか?確かに男のほうは随分楽しそうだ。あの人も普通に会話してるっぽいし灰原の話の後だとなんだかお似合いに見えなくもないから不思議だ

2人をまったく知らない第三者から見た印象。それにしてもコナン組の口調が難しいな…。おかしかったらごめんなさい。

2018/11/05(Mon) 23:51

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