ドフラミンゴトリップ番外編
□日記に載せてた小話とか
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※過去ドフラミンゴ
「フフフ、なァ今日町に出たいと言ってたろ」
『うん』
「おれがついてく」
『え？いやいいよ、ジョーラと行くから』
「ジョーラはどこか行ったぞ」
※ジョーラ監禁済み
『うそ！？あれ〜？約束してたのに…』
「フッフッフッ」
『じゃあ…お願いしようかな。ベビー！もうそろそろ出かけるよ〜！』
「…またベビー5を連れてく気か」
『うん、いつもそうでしょ』
「……」
「姉様！」
『あ、ベビー。準備出来た？』
「うんっ！」
「……」じーっ
「…！？ね、姉様！私やっぱりお腹痛いかもしれない！」
『え？大丈夫？でも、かもしれないって…？』
「えっと、お、お留守番してるわ！今日は若様と二人で行ったら良いと思うの！じゃあね！」
『ええー！？ベビー！？…行っちゃた』
「フフフ。腹が痛いかもしれねェならしょうがない」
『いや、かもしれないってなんなの…』
「もうっ！若様ったらいつになったら姉様をお嫁に貰うの！？私だって一緒にお出かけしたいのに！」
「お嫁どころかその段階もまだざます！」プンプン！
ローに質問される
「お前ら…一緒に寝てるらしいな…」
『待ってそれどこから仕入れた情報なの』
「フフフフ！羨ましいか？」
「…マジネタかよ」
『ねえ待ってそんな顔しないであたしの目を見て』
「おれのモンになった日から毎晩一緒だ」
「……」
『ローくんお願いあたしを見て！うしろに下がらないで！』
「…お前ら…できてたのか…？」
「フッフッフッ！」
『絶対ちがうってば！』
「でも一緒に寝てんだろ」
『ベッドが同じなだけ！』
「それを一緒に寝るって言うんだぜ」
『離れてるし、指一本触れられたことないから！』
「えっ…？」
「なんだ」
「お前まさかイン、」
「ころすぞ」
「…同じベッドで毎晩寝てて何もシてねェのかよ」
『そう！だから、一緒に寝てるって言っても誤解みたいなものなの！』
「…おれは抱けるぞ」
『どういう意味で言ってる？なにその優しい眼差しケンカ売ってる？』
「おれも抱ける。フフフ！そうか、それもそうだ。手を出さねェなんて女のプライドが傷つくよなァ！」
『ローくん！』
「あっワリ」
「フフフフ！なにも気にする事はねェ、当然抱けるに決まってる。今夜を楽しみにしてろ！」
『ローくん許さない』
プロポーズ
(ドフラミンゴ)
デート・ディナー・ホテルすべてプラン練るけど自分の趣味全開すぎて空回り。山ほど用意した指輪を見せて「全て1点ものだ、好きなの選べ」呆れられる。
(クロコダイル)
デート・ディナー・ホテルすべてプラン練って超センス良い。指輪も完璧だけど何ひとつ言葉にしないので、戸惑いが強すぎて素直に喜んでもらえない。
(ロー)
「全身バラバラにさせてくれ。隅々まで知っていたい」渾身のプロポーズのつもり。なぜ照れる？アウト。
(パウリー)
ジュエリーショップに入るまで3ヶ月。渡す決心を固めるまで半年。限界なので逆プロポーズ。「破廉恥！！」アイスバーグさんに男らしくないと説教されてる。
(ベラミー)
どデカい喧嘩したあとに、やらかしたって不安でいっぱい。繋ぎ止めたくて指輪買っちゃう。渡したら全部見透かされてた。消えたい。
(スモーク)
「なかなか帰れねェが」家の合鍵わたされる。掃除しとけってことですね了解です。やっと掴んだ休みに家に帰ったら、家を空ける前と何も変わらぬ部屋の中。女物のアイテムが山ほど増えてると思ったのに。まったく伝わってない。
(クザン)
「結婚しねェ？大事にするよ？」指輪もイイ感じ。だけどまずあたしらいつから付き合ってるの？いちばん最後だけビシッと決めりゃいいと思ってるので、土台固めが出来てない。
(ロシナンテ)
まず指輪のサイズが違う。しかも2回くらい紛失してる。繰り返し買い直してるらしいけど、あたし何番目なわけ？誤解を解くために失くした指輪探します。
(エース)
「こんなの無くたっておれはいいけど、女には必要だって聞いたから」とか言いながら自分はすでに嵌めてる。緊張しすぎて燃えまくり。熱くて指輪に触れない。
(ミホーク)
「昨日提出した婚姻届に不備があるらしい。やはり共に行かねばならんようだ」ちょっと待て。相手の許可とか要らない男。いちばんやべえ。
失恋につけ込まれる
(ドフラミンゴ)
そもそも失恋するよう仕組んでる。何がなんでも夢主から好きになったっていう確実な想いと言葉が欲しいから自分からは言わない。言わせるまで繰り返すゲス。「夢主チャンと一時でもイイ思い出来たんだ、充分過ぎるだろ？」元カレ絶対殺スマン。
(ロー)
こいつも仕組みに行ってる。ファミリーの闇は深い。だけど一度で決める。しっかり夢主をモノにしたあとは、二度と接触しないようにしつつ元カレは生かしておく。死んで美化されるのは許さない派。
(クロコダイル)
仕組むまではいかないけど、失恋になる決定打の場面にわざと立ち会わせてる。傷心の夢主を連れてしばらく航海する。その間にゆっくりじっくり夢主をゲット。元カレ殺ス派。
(カタクリ)
全然興味無いフリしながらも普段より接触多め。気づけばいつも寄り添ってくれてるなって夢主に思わせたら勝負あり。それでもきちんと自分から想いを伝えたい漢気あるやつ。だけど元カレ絶対殺スマン。
(ルッチ)
なんなら夢主の目の前で元カレ殺スマン。過激すぎて逆に距離置かれる。CP9全面バックアップでなんとか立て直す。「アイツはお前の命を狙ってた。お前はおれが絶対死なせない」権力振りかざして元カレを悪者に仕立てる。おれお前守るよアピールも忘れない。
(クザン)
「おれが居るでしょーよ」傷心中だからこそのゴリ押し。とにかく言葉でアピール。気分転換に外にも連れ出す。距離感が絶妙。うまいこと夢主を落とす。元カレは、海賊だったらボコボコに出来るけど一般人だったらギリギリするしかない。どちらにしても生かす派。
(ロシナンテ)
傷心中の夢主を見て元カレに嫉妬しちゃう。慰めベタな上にドジっ子な自分に自己嫌悪。だけどそれが逆に夢主の気を紛らわせるし、拙い励ましに癒される。子ローが居たらバックアップしろください。ギリ殺さない派。
手を繋ぐ
(ドフラミンゴ)
まず夢主を歩かせたくない。だいたい抱えてる。片手で縦抱きがデフォ。こうしてるほうが密着出来るし絶対はぐれないから、どうして歩かせなくちゃならないのかわからない。どうしても抵抗された時は夢主の手首を掴んで後ろを付いて回る。『このうえ手を繋がせて貰えるなんて考えないで』完全にトリップ夢主ですわ。
(ロシナンテ)
1度恋人繋ぎをしてたらドジに巻き込んだのでそれから繋いでもらえなくて泣いた。隣を歩いてても巻き込むので離れて歩かれてまた泣いた。最近の妥協点はコートの端を摘んでもらうこと。転びそうになった瞬間手を離される。『黙って座ってるときはギリ許す』歩く交通事故。
(クロコダイル)
腕を組んで歩くタイプ。もちろん腕のあるほうで。使える手がふさがってるのに気にした素振りを一切見せない良い男。長距離じゃなかったら葉巻だって我慢する。歩幅を合わせないのはそのほうが腕により絡んでくるってわかってるから。悟らせない天才。
(クザン)
恋人繋ぎじゃなくて、普通の手繋ぎ。歩幅を合わせようと思っても少しだけ夢主が遅れる。夢主が気になったお店を見つけて手を引っ張ったり、露店で立ち止まったりするときにやや後ろで夢主を眺めるのが好き。他に気を取られてても手を繋いだままな事にときめきを覚える人。
(スモーカー)
腕を組む派。案外嫌がらないので喜ばれる。なんでコイツこんなに歩くのとろいんだ？と思いながら無意識に歩幅合わせちゃう。単純にスモーカーが早いだけ。何かの拍子に夢主が腕を離したまま歩いていたら「…おい。腕、いいのか」言ったあとでハッとして勝手に恥ずかしくなってる。胸キュン。
(パウリー)
繋げるわけがない。並んで歩くのはギリ可。照れ過ぎてこちらを見てくれない。歩くのも早くて夢主置いてきぼり。慌てて戻ってくるけどやっぱり手は繋げない。最終形態は夢主の後ろを張り付いて歩く。4回目くらいのデートで痺れ切らした夢主による強制手繋ぎイベント発生。卒倒しかける。手汗が…。
(ロー)
意外と恋人繋ぎもへっちゃら。しっかり並んで歩くし夢主の行きたいところに素直に従う。素っ気ないわりに手が離れてもすぐ繋ぎ直してくる。座ってる時も手を繋いじゃうタイプ。『…なんか、結構くっ付くの好きだよね？』「？おれが？それはねェだろ」今まさに繋がってる手はなんなのか。無自覚。
(マルコ)
普通の手繋ぎ派。良い歳してこんな恥ずかしいこと…とか思いつつ1人で歩かせたくない。見失ったら困るし。何かあったとき守りやすいし。何も言われてないのに言い訳を考える。どうしても恥ずかしくて手を離すけど、しばらくしたら繋ぎ直してくる夢主に内心喜んでる。「夢主が繋ぎたがるから仕方ねェよい」最強の言い訳ゲットだぜ！
(サンジ)
当然恋人繋ぎ！腰に手を添えるも可！夢主が好きそうな物を先に見つけて「雰囲気良さそうだね、あそこ見てみる？」とかサラッと言える。夢主が何か物色してる間は手を離して一歩下がって待機。気配り目配りが最強。「食事が来るのを一緒に待つって、たまにはいいよね」これは爆死ですわ
(ミホーク)
『ミホーク迷子になりそうだから手を繋いどこうか』「そうか」
※ミンゴと一緒にワートリにトリップしてたら
「…お二人って、その、付き合ってんすか？」
ハッキリとした物言いが多い彼の珍しく言い淀む姿に迅は内心笑ったが、気にならないと言えば嘘なので黙って様子を見守ることにした
『…つきあってる…』
きょとんとした顔をする目の前の相手に、米屋は自分の発言が恥ずかしくなる
「いや、なんか今さらかそんなん…」
「どうした陽介、きょうの陽介はへんなやつだぞ」
「うっせ」
迅が居て、お子様連れで、側にドフラミンゴが居ない。聞きたかったことをぶつけるにはこんなに良いタイミングは無い。女子には及ばないがお年頃なのだから、近場にそういった雰囲気を持つ男女が居たら気になるのは仕方ないだろう。だけどおそらく、野暮な質問であったのだ。ぱちりと瞬く彼女はしかしそれでも笑ってくれた
『そんなこと聞かれたのって初めてかも』
「うっそ！？」
米屋より早く口を開いたのは迅だ
「それって、もともとの世界でもですか？それともコッチ来てから…？」
『向こうに居るときから合わせてだよ』
「ええ〜…！？」
驚愕、と言う言葉がピッタリの表情を見せる迅だが、それは米屋はも同じだ。陽太郎だけが首を傾げている
だって彼女らを見ていて、二人の関係性を考えたとき真っ先に浮かぶのは米屋の質問にある関係だ。ドフラミンゴのスキンシップ過多の振る舞いが別の世界での常識とは思わない。現に彼のスキンシップの対象は常にひとりだ
「聞くまでもない…ってことですか？」
『どうかな？興味無いだけじゃない？』
そうだろうか。ついに米屋と迅も首を傾げる。聞いても聞いても想像し尽くせない世界であっても、二人の存在は目を引くような気がする。ただ、聞く限りでの二人の立場を思うに周囲はこう言ったことを訊ねにくいのかもしれない
『でもそう聞かれたら考えさせられるな』
楽しげに目を細めて見られ米屋はドキリとする。ボーダーに所属して、年上の女性と関わりが増えても彼女のような雰囲気を持つ者に出会ったことはない。歳の差もあるが、それだけではない独特の雰囲気は住む世界が違うゆえだろうか
『あいつとあたしの関係かぁ…。なんだろうね、まあ…縁があるのは確かなんじゃないかな』
「ふたりはいつもいっしょなんだろ？ドフィが言ってたぞ」
事も無げに言うお子様にギョッとしたのは米屋と迅だ
『だね、ずっと一緒だよ。2日に1度は疲れるけど』
照れもせず、苦笑する様子にもはや感嘆してしまう
「うーん…。かなわねーな」
「そりゃま、俺たち程度じゃね」
大人の世界だ、と米屋と迅は少し紅くなった頬を必死に冷ます。ただの好奇心。知りたかっただけ。それなのに、ちっぽけな言葉では暴けない不思議な関係性が羨ましかった