日記

ぐだぐだ喋りませう

◆小話 

※あんぱん な世界にトリップ
※見た目が猫

この世界では何処に住んでも許される。町はあるけど私は町から離れた場所に住んでいる。周りは自然しかない。町で暮らすことも考えたがあの頃はこの世界に来たばかりで沢山の動物人間と生活する勇気がなかった。皆とっても良い人達で今はすっかり仲良くしてるけどね。まあでも、今の住まいがすっかり気に入ったから問題無い。ただ、ココに住んだが為にバイキンマンが気兼ねなくやって来るんだと思う。それはいい、私に乱暴することはないし。話してるのも楽しいし。でもココでアンパンマンを倒そうとするのはやめてくれ
「アンパンマン!覚悟!」
「アンパンマン!新しい顔よ!」
「元気100倍!アンパンマン!」
『……』
あんぱんあんぱんうるせー!外が騒がしいと思って出て来てみたらアンパンマンとバイキンマンが戦っていた。おそらくウチに来て鉢合わせたのだろう。遊びに来たんだと素直に言えばいいものを、きっとバイキンマンが突っかかって行ったに違いない。ところで、もう見慣れたアンパンマンの顔替えを初めて見たとき私はやはり失神したものだ。見慣れて、なんなら私が顔替えの役目を果たしたことだってある今でも、古い顔がどう処理されるのかは知らないし知りたくない。リアリティを追求する事情はこの世界に必要無い。あっちこっちにボロボロのアンパンマンの顔が転がってたら怖いだろ?
「アーンパーンチ!!」
「バイバイキーン!!」
バイキンマンが吹っ飛ばされて決着がついた。毎回こうなのに絶対に諦めないバイキンマンはすごい。バカなのか?と思ったこともあるけどサラッと信じられないくらいすごい発明をするので違うらしい。彼のアンパンマンへの思いは執念を通り越して愛を感じる。言ったらめちゃくちゃ怒るから黙ってるけど
「夢主ちゃん大丈夫?」
『家の中に居たから問題無いよ』
アンパンマンが心配げにしてくるがもちろん大丈夫。実は今日は皆でお出掛けする約束だったのだ。バイキンマンはいつもアポ無しで来るから今日はタイミングが悪かった
『じゃあ行こうか』
「そうだね」
バタコさんに呼ばれて私はアンパンマン号に乗り込んだ

あんぱんトリップは無駄に何年も前から考えてたんだぜ…。でもアップ出来るほど文章が書けなくてな。小話くらいならイケる。

2019/03/14(Thu) 16:21

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