日記

ぐだぐだ喋りませう

◆小話 

※あんぱん な世界にトリップ
※見た目が猫

この世界の仕組みがよく分からない。これもまた分かる必要の無いことなんだろうけど、やっぱり納得いかないことが多い。なぜチーズは喋らない?なぜ彼は四足歩行のただの犬なの?おそらくクリームパンダより賢いはずのチーズがただの犬として存在してるのはどうしても納得いかない
「クウン?」
『あ、ごめんごめん。ボーッとしてた』
チーズの身体をブラッシングしながらそんなことを考える。正直、毛並みだって私と大差無い。それに四足歩行と言ったものの、チーズはわりと二足歩行になりがちだしジャムおじさんのてつだいでパンを作ったりもする。名犬の域を越えている
『はい出来た。イケメン具合が増したねチーズ』
「アン?」
『イケメンって言うのは、カッコイイってこと。ブラッシングしたらさっきより もっとカッコよくなったねってこと。レアチーズちゃんがますます惚れ直すよ』
「アンアーン!」
『どういたしまして。気をつけてね〜』
褒め言葉に喜んだチーズは元気よく走って行った。四足歩行で。彼はこれからレアチーズちゃんとデートなのだ。ちなみにチーズの言葉はなぜか分かる。皆も当然のようにチーズと会話してるし。それにしても、恋人か…。果たして私はこの世界で恋愛出来るのだろうか。猫の男を見てもちっともときめかないんですけど?いや、なにも猫に限定しなくても良いとは思うけど、今のところ恋の気配は感じない。前途多難だ。…まあ、無理して恋愛しなくたっていいんだけどさ。この世界の人達って全体的に仲良しだけど恋愛に関しては優先度が低い傾向にあるし。ドキンちゃんは特別枠として考えての話だけど。それにしたってココではチーズ達みたいな思いっきりラブラブなカップルが逆に珍しい気もする。ま、日々楽しく過ごせてるだけで充分満足ってことでいいか
「夢主ちゃん、チーズのブラッシングありがとう。チーズったらとっても喜んでたわね」
『ううん、私も楽しかったよ…あれ?バタコさん今日はなんだかおめかししてるね』
「ふふ、実はね、これからおむすびまんが来るのよ」
『……』
え?バタコさん彼氏いんの?

まだ続くのかよ!?とお思いでしょうがとりあえずパッと思いつくネタだけ書かせてくだせえ。

2019/03/15(Fri) 10:36

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