薄桜鬼

□望はこの幸福よ永遠に
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今日はクリスマス。

なのに部活があるという

なんとも優しくないこの学園。        

          

         

           



















沖「というわけで、今からゲームでもしない?」




斎「何がというわけなのか

意味が分からないんだが?」         

          


藤「話が唐突すぎるんだけど・・・」        

            

沖「はぁ・・・ホント、君達って

ノリが悪いよね。ねえ、千鶴ちゃん?」        

        

千「えっ!?き、急に話をふられても・・・」        

        

          

        



















剣道部の道場でくつろいでいた

沖田、斎藤、藤堂。

そして、何故か誘われてしまい

この場にいる千鶴。

4人はなんとなく会話の流れで

今日がクリスマスという

特別な日ということを思い出した。

そして、沖田からの突然の提案。        

            

           

         



















沖「まぁ、そんなことより、ゲームしようよ」        

        

藤「別に良いけどさ・・・どんなゲーム?」        

         

斎「総司のことだ

どうせ碌でもないものに決まっている」        

         

沖「うわぁ・・・ひどいなぁ、一君。

勝手に決めつけないでもらえるかな」        

        

千「・・・沖田先輩

どんなゲームをするんですか?」           

        

沖「うん、まずは・・・

用意したこの棒を一斉に引くんだ」           

        

千「はい」             

           


沖「先が赤い棒を引いた人が

他の番号の付いた棒を引いた人に

何でも好きなことを命令できる

そんな楽しいゲームだよ」        

       


藤「・・・って、それって王様ゲームだろっ!」       

        

沖「あ〜・・・そう呼ばれてたりするかも」      

         

斎「そうとしか言わないだろ」        

          

          

         




















ちゃっかり棒を用意している沖田に

もう呆れるしかない他3人。

そして、聞いてしまった以上

沖田の性格を考えると参加せざるをえない。



そして、そんな流れになった時・・・。            

           

            

            








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