牛蒡夢

□期待に応えましょう
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ブ「で?愛しのバーダックと

イチャイチャ、ラブラブ

できましたって?」



『っ、い・・・そ、そそんな・・・』



「落ちつけ・・・はぁ・・・

お前も、ミルクをからかうな。

コイツはすぐ真に受ける」



ブ「自分は良いわけ〜?」



「コイツは俺のものだ。

どうしようが俺の勝手だろ」



ブ「・・・何よその

軽いジャイアニズム的思考は」







次の日。

C.Cへ通信で昨日のデートを報告した。

たまたまブルマさんから連絡があって

たまたま昨日買ったものを着たまま

応答してしまって・・・。

パネルの向こうのブルマさんが

驚いた声をあげていた。

その声と戻りが遅い私に

痺れをきらしたらしい彼までが

一緒にブルマさんへ応答した。







ブ「でも、アンタって

そういう趣味もあったんだ」



「ああ?」



ブ「今のミルクの格好に

すっごく萌えるんでしょ?」



『ブ、ブルマさん!

何てこと言ってんですか!!』



「・・・否定はしねえが

コイツなら何だって良いんだよ」



ブ「・・・あ、そう」







苛立つ彼が早々に通信を切ってしまい

先程までの続きを促されてしまった。



しっかり下着とベビードールを着て

オプションで付いていたらしい

ウサギの耳と尻尾を付けて。

しかもいつの間に見つけていたのか

白いモフモフの手枷で

後手に動けなくなって

黒地にピンクのレースのガーターまで。

そんな私をベッドへ放り投げて

只見下ろされて、どうすれば良いのか。







『ねえ・・・バダ、これ・・・』



「こういうお前もなかなかそそるな。

・・・なあ、ミルク?」



『わ、分かんない・・・もん』



「いいぜ、その表情・・・

何されんのか怯えてんのと

それ以上に期待してるっつうのが

よく分かるぜ」



『き、期待、なんて・・・あ』



「お前好きだろ?

こうやって無理やりされんのが。

前に縛った時もすげえ乱れ様だったな」







ツっと肌を彼の指が這う感触に

体が大げさな程に跳ねてしまった。

胸の先がツンと主張しているのも

布地の少ないTバックが

意味がない程に濡れていて。

そんな私をよく知る彼は

ニヤリと卑猥な笑みを張り付けたまま

ゆったりと手を伸ばしてきた。

きっとまた、彼の良いように

いたぶられてしまうんだ。



でも・・・そんなことを考えて

体をフルリと震わせて

もっと濡れてしまう私は

彼が言うとおり期待してるのかも。










〜END〜


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