B'z過去の会報Q&A

□MARCH 1993,Vol,017
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B'z Fan Clubスタッフによる松本孝弘語録を見る傾向と対策集

松本さんの発言は、いつも控えめだ。
B'zのリーダーとして言うべき事はしっかり言い、音楽的スポークマンとして、自分の音楽ポリシーやサウンド、アプローチを言葉でも表現出来る数少ないアーティストの一人、松本孝弘の発言が控えめと言うのも妙な表現だけれど、実際、松本さんの言葉を聞いたりしていると、松本さんは自分の言葉を選んで発言する人だと言う印象を受ける(特に公なインタビュー等では)
彼はインタビュアーの質問の意味を明確に理解した上で(しかもインタビュアーが彼に対して抱く答えまでも意識した上で)慎重に発言する。
だから、彼が音を出した言葉はいつも非常に明快だ。
そして、疑問の余地がない。
自分の事であっても非常に客観的ですらある場合がある。
たえず他者との距離感を大切にしながら話すその姿勢の松本さん。
ただし、対女性に関しては、松本さんの冷静さも少しは揺らぎそうなイメージがある。
松本さんは純粋にフェミニストだと思う。
彼のギターの音色のように、女性に対して彼の口から発せられる言葉も甘くナイーヴであるかもしれない。
女性に対して精神的な繋がりを強く求めるのは稲葉さんとも両者共通する所。
彼らに愛され、尊敬される女性は非常にラッキーだと言えるだろう。(たとえ、彼らがネームバリューのあるアーティストであると言う事実を差し引いたとしても)
そして、これからの松本さんは、多分、よりギターで僕らに語りかけてくれるのではないだろうか。そんな気が強くしている。
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