Liberamente
□5/sideA
3ページ/3ページ
『リザさん、どうかな…制服』
「あら、似合ってるじゃない」
裾が曲がってるわよ、といってリザさんが直してくれる
中佐がまだきてない執務室に、私とリザさん2人っきりで制服がちゃんと着れているか確認をしてもらっている
何とか、入軍試験をパスして
今日から新しい道を歩き始めます
「よく1週間で入軍試験パスできたよな〜」
『ハボックさん…』
「だってお前…錬金術使えない、剣も銃も扱えない、挙げ句の果てに体力なさすぎて自滅するしなぁ〜」
『うう、』
それでも軍に入ることが出来たのは
きっと中佐のおかげ
「おはよう」
ポーカーフェイスで執務室に入ってきた中佐は、私の姿をみて目を丸くし、
頭の先から足の先までを舐めるように見て一言
「ふっ…似合ってるじゃあないか
だか
何故ミニスカートじゃないのだ」
4人の間に沈黙が訪れる