びーえる

□あいつの姫
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そして…

「よ、薫!今日も可愛いなっ」

「可愛い言うなっ!俺より少し背が高いからって…」

俺は口を尖らせ抗議する。

「そうだな、小動物みたいか?」

そんなことを言いながら俺の頭をぽんぽんと撫でてきた。

こいつ絶対からかってる…

俺はぽかぽかと慶大の背中をたたく

慶大は笑って俺をぎゅーって抱き締めてきた

こいつが幼なじみの慶大。

家は隣で物心つく前からの親友。

学校もどういうわけかずっと一緒で…

今もこうやって一緒に登校している
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