『ヘタレにっき。』
□登場人物
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登場人物
朝比奈由愛（あさひなゆめ）
主人公。小学校でいじめられて、県外の私立中学へ進学し、従兄の律のところへ居候している。
地味でネクラな中学一年生。いつも自分のことをみじめだと思っている。
律に想いを寄せており、隣人の鈴子を敵対視している。
蔵野律（くらのりつ）
由愛の従兄で、大学四年生。父親の経営するマンションの一室で独り暮らしをしていたが、近くの中学へ進学した由愛の面倒を見ることに。心優しい。
見た目はロックでもやっていそうな雰囲気だが、文学好きで、大学でも文学部に所属している。卒論テーマは與田準一。
板尾鈴子（いたおすずこ）
律と由愛の隣人であり、律の同級生。才色兼備ではあるが極度の人見知りのため、律以外の友人がいないらしい。頻繁に夕飯のおかずを差し入れにくる。
飼っている柴犬のちまりを「嫁」と呼んでこよなく愛する。
卒論テーマは小泉八雲。
遠山健太（とおやまけんた）
由愛のクラスメートで、すぐ後ろの席の男子生徒。
集団行動を嫌っており、いつも自ら孤立する方を選ぶが、由愛のことは「ヘタレ」と呼び、頻繁にちょっかいを出してくる。
※必要があれば加筆修正するかもです