金星観察
□寝顔
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「あー!
ジヒョクの馬鹿ぁ…;」
「ごめんなさーい;」
朝から騒がしいな、と思って起きてみたら、ソンモの枕が黒っぽい茶色に染まっている。
ジヒョクがソンモの枕に珈琲を零したらしい。
「何回洗っても落ちないの;」
一生懸命枕を洗うジヒョクに
「もういいよ。
やってしまったことをいつまでクジクジ言わないし。」
さすがソンモ。
優しい男。
「ユナヒョン、枕買いに行こう?」
大好きなソンモに上目遣いで頼まれたら、断る理由になんてない。
と、いうわけで枕を二人で買いに来ました!
「これは高いし…
これは堅すぎる…;」
さっきからデザインが気に入ったものを手に取り、また商品棚に戻す。
この作業の繰り返しだ。