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□時を越えた少女... ※必読
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「ジェームズ、シリウス、リーマス、ピーター、リリー」
彼女が呼ぶ声が聞こえる。
「**?」
振り向くと美しい花弁が風に舞っていた。
この日から彼女の姿が消えたんだ。
そして皆の記憶からも消えた
ごく1分の者達を除いて....
ホグワーツには珍しい
漆黒の髪と瞳を持つ東洋人の少女
誰もが君に恋をした
そんな彼女との再会は随分先の話.....
【時を越えた少女】
部屋に戻ると
僕のベットに見知らぬ女の子が横たわっていた。
見たからに東洋人のようだ。
でも、長く艶やかな黒髪から覗かした白い陶器の様な肌は どちらかといば僕らに近いかもしれない。
側に寄ってみたら、しばらく魅入ってしまった。
「君は誰.....?」
そう口にすると彼女の長いまつ毛がゆっくり上がり、
髪と同じく漆黒の瞳を覗かせた。
彼女は僕を瞳に映すなり、首を傾げて呟いたんだ。
「ジェームズ.....?」
彼女が知るはずもない
僕の父の名前を