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□チョコと変態と私...RM's2
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「たっ、助けて」












ベットにお菓子と忍びの地図を広げつつ、次回の悪戯会議をしているシリウスとジェームズの耳に聞き慣れた声が届いた。



突然勢いよく開いた部屋の扉に視線をやるとそこには涙目の**。













「もうチョコは食べれませんっ」





「「は?」」












彼女はそう悲痛な声をあげるなり、2人へ泣きついた。



半ばダイブされたようになり、3人の体がベッドへ沈む。













「遂に**が俺の元に!」






「僕もいるけどね。で、どうしたのさ」










彼女にいつも邪険にされているシリウスは喜びを隠せずきつく彼女を抱き締め、



それに対してジェームズは冷静かつ穏やかに言った。














「あのね....」





「やあジェームズ、シリウス。何をしているのかな?」













これまた聞き覚えのある声に視線を向けると和やかに笑うリーマス。
















「もう1度聞こうかな..... 何、 してるの?」












微笑みの後ろにドス黒いモノを感じた2人は彼の視線を辿る。




そこには自分達の腕の中で肩を震わせて泣く**。















「あ、いやこれはだな.....」






「別に僕達が泣かせたわけじゃないよ?」








「じゃあ誰が?」






「リーマス貴方よ貴方!貴方のおかげでチョコが嫌いになりそうだわっ!!」














顔を上げた**がリーマスを睨んだ。





それと同時にシリウスとジェームズの視線がまたリーマスへ戻る。













(とばっちりくった感じだな俺達)




(そのようだね)
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