main.R HarryPotter
□始まりは毎度帽子から... ※必読
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「着替えはこれじゃ」
「は、はいっ!」
「シャワー室はそちらに出しといた」
「だ 出したっ!?」
「魔法とは何とも便利じゃのぅ」
私が起こされた35分後にある夕食で私の組み分けをすると言われた私。
「おお女の子には準備に果てしない時間がいるんですよぉダンブルドア!!」
「それはすまんなぁ」
髭を弄りながら呑気に言う校長殿に涙目で抗議しながらシャワー室に走る。
人生初 最短シャワーを経験した。
こんなこと誰にも言えない。
嘆きながら着替えを終えたのだった。
「そう落ち込むでない。これから再び始まるホグワーツでの生活を楽しんではくれんか?」
微笑みながら差し出されたのは 私の杖。
手に馴染む白く美しい杖。
その美しさは時が経っても穢されることはなかった。
「よい仲間に出逢うことじゃろう」
昨日の事実では、今まで私は多くの友を忘れてきたことになる。
そして皆が私を忘れるのはそれの報いだ。
でも、リリー達が私を忘れていても 私は今ある思い出を忘れるつもりはない。
そしてハリーやロン、今からできる友人、出来事、何もかも失うつもりはない。
「楽しみますよ 今を」
それは誓いだ。
あんだけのこと聞かされたたら、ちょっとやそっとじゃ凹みませんよ!うん←