Black Moon

□It sounds...
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「…」





「うわぁぁぁ!!また、皆とハグレちゃったよぉ…何でこんなにもボクってば迷子になりやすいんだろ…」








ー遡る事、数時間前ー

「ジャンケンポン!」

結果は…
カイトの負け!!

「うっわジャンケンよっわァ」
「今日のご飯係りはまたカイトね」

スピンがガムを噛みながら言った。

「大丈夫?代わってあげようか?」
「バニー、カイトを甘やかしちゃダメだよぉ」
「子供かオレは!!ほらさっさと言って来いよ!生物調査に!!」
「そう怒るなよぉ」
「フン」

「「「「「「アハハハハハハハハハ!!!!」」」」」」

「え?何で笑うの?」
「いや、だってさ・・・」

スピンが腹を抱えながら言った。

「もう、さっさと行こうよ!!んじゃカイト行ってくるね」
「ああ」



で、皆と一緒にいたはずなのになぁ…
どこをどう間違えたんだろう…




よぉし、こういうときは…
円!!!!

ちなみにボクは半径150メートルだよ!!
何故かというと毎日、迷子になってて円でみんなを探そうとしてたら、いつの間にか…にね…





「ん?」

二人、多いな…
スピンの側にいる…という事は話しているのかな?
この位置からだと南西か。


一応、戦闘態勢になっとくか…
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