ZEDの旅

□すべてのはじまり
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「・・・何か来る!隠れろ!!」

ノアが唸りながら言った

ゼッドは訳が分からず、それでも言う通りにした

草むから身を隠し相手を見ると何とも異様な光景だった

「・・・あれ、人間か?」

ノアが思わず喋ってしまった

すかさずゼッドがノアの口を塞いだが、もう遅かった

「そこにいるのだな・・・出てまいれ。お前達に話がある」




さすがにもう隠れきれないと思い二人共、草むらから出てきた


「そうだ・・・それでよい・・・」

全身、茶色い服装の男は長い棒を持っていた

「私はシャーマン。魔術師だ。予言では君達がこの世界を一つにすると書いてある・・・そこで君達に、この世界の調和を取り戻して欲しい。決して簡単ではないが頼むぞ。通る道には私の光りを灯しておこう」


魔術師シャーマンは棒を一振りした

たちまち太陽にも負けない程、立派な光りが現れた
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