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只今、放課後‥美羽たちは今、部活動中である...
部活が始まって直ぐに、副顧問の新がやって来た...
新t「つー事で、今日は部内で練習試合をするぞー。」
新t「予め、各チームリーダーに選手を選抜してもらっている…」
いきなり"つー事で"から始まった新の言葉に‥
心中で"どういう事だったんだ"とツッコミを入れる一同...
どうやら今日は、チームでの練習試合をやるようだ...
新t「試合に出れない者も、文句を言わずにシッカリ見学するよーにっ!」
新は"見るのも勉強になるんだからなー"と続けて言った...
どうやら、S(シングルス)を二回‥
D(ダブルス)を一回の試合を行うようだ...
つまり、4名ずつ選抜されている...
新t「チームM、チーム幸村…コートに入れ!」
Aコート、Bコート、Cコートの三つのコートで‥
試合が同時進行されるようだ...
それぞれのコートに、審判を務める者が先に入って行く...
審判「これより、チームM対チーム幸村の試合を始めます!」
真ん中、Bコートの審判が大きな声で言った...
まずは、チームMとチーム幸村の練習試合が始まるようだ...
審判「S2 チームM、切原赤也!」
切原「いきなり俺ッスかぁ!??…へっ、まぁいいけどっ♪」
チームMから、S2に選抜されたのは切原赤也...
そう言いながらニヤリと笑い‥
ラケットを持って、コートに入る切原...
審判「チーム幸村、千歳千里!」
千歳「いっちょ気張ってくるばい...♪」
七海の横を通ると、頭をポンポンッと優しく叩き‥
伸びをしながら、コートへと入って行った千歳...
南「なんだってぇ!?」
七海『何 か あった の かな???』
Cコートの方で、南の驚くような声が聞こえた...
美羽たちは、足早に南の居るCコート付近に駆けて行った...
美羽『どったの〜???(・ε・`)』
美羽が心配そうに、南に声をかけた...
南は美羽に気づくが、直ぐに眉をハの字にする...
南「S1の選手が、腹痛で試合に出られなくなったんだ...」
どうやら、代わりの選手も‥
今日に限って体調不良のようだ...
このままでは、折角の他チームとの試合が無駄になってしまう...
椿『なんてタイミング...』
南「俺も、そろそろ呼ばれるし…どうすればいいんだ...」
南は言葉のあとに、大きな溜息をついた...
そんな南の腕を掴んだのは美羽だった...
南の顔を見上げて、覗き込む美羽...
美羽『代わりの選手が居ればいいんだよねっ??(゜゜*)』