夜桜が散る時に

□summons
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やっと帰ってきた僕の刀。会いたかったぜ?我が愛刀よ。…左腰に2刀の刀をさす。やっぱあると落ち着くよなー…。


千鶴と部屋でくつろいでいるとご飯が運ばれて来た。まだ様子見って事で、一緒にご飯はたべないらしぃ。別に一緒に食べたいとはおもわねぇんだがな…。


「飯だ…」

『今日は斎藤か。うほー上手そうだぜ』

「ほんと、美味しそう…」

顔をほんのり赤く染める斎藤…。てれてんのか?可愛い所、あるじゃねぇか。


斎藤は後で来るといい、逃げた。千鶴ちゃんは微笑み食べましょうか、と…箸を手にし、ご飯を口へと運ぶ。うん、美味しい。


「あの、柏木さん…」

『何?千鶴ちゃん』

「えと、その…」


頬をポリポリとかき、目線を下へとむける千鶴ちゃん…なんとなく何が言いたいのかわかった。


『夜宵、2人の時だったらそう呼んでも構わない』

「!!…夜宵、さん…。綺麗な名前…」

『…呼び捨てで構わないよ』

「…夜宵。あ、私も、呼び捨てで……」

『千鶴、』


千鶴と喋ってるとなんだかおちつくな…。女鬼だから…なのかな?でも千鶴は自分が鬼だと気づいてねぇよな…?


『千鶴、怪我の治りが他人より早かったりするか?』

「…え?」

『…そうか』


一応他人とは違う事には気づいているようだね。


「どうして…」

『…さぁ?(ニヤ』

「……」

『いずれわかるよ(ニコッ』














しばらくして、斎藤が入ってきた。


『美味しかった。ありがとうな』

「美味しかったです(ニコッ」

「…//」

目を逸らし食べ終わったお皿を運ぼうと、手にかける斎藤の頬は赤かった。


「――柏木、局長がお呼びだ」


突然告げたその言葉。めんどくさいなぁ。せっかく部屋でゴロゴロしていようかとおもったのによー

…ま、呼ばれたら行くしかないか。いっそのこと斎藤が伝言を忘れていてくれたらよかったのによ。ありえないか。斎藤は仕事熱心なやつだしな。


『じゃあ行ってくる』


千鶴に一言かけ、僕は局長の所へて行った。

声をかけて部屋に入ると中にいたのは斎藤以外の幹部全員。斎藤は皿を片付けに行ったからすぐくるとは思う。

幹部が全員いるのはさ、きっと警戒してるんだよね。僕が局長に手を出さないかをさ。…だすかっつーの。


「おぉ、柏木君、座ってくれ」

『…はい』


静かに腰をおろす。おろしたとこで斎藤が入ってきた。はやくね?


「柏木君さ、そろそろ名前教えてくれてもよ『誰が言うか』……」

『それで、何用でしょうか?』

「うむ、君の実力が知りたくてな!!」

『…先日、ので十分でしょう?』


嫌味を含め沖田を見といた。

「刀の実力を見たいのだよ。そしてもしよければ、隊に入ってもらいたいと思ってな!!誰かと戦ってみてはくれんか?」




…一言で言おう。めんどさ!!







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