追想の篝火
□第4話
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「はあ〜ぁ〜‥‥‥」
深ーいため息をつく少女
清芽。
「どうしたんだ?」
「別に何でもないんだけど」
「ため息つくと幸せが一つ飛んでいっちゃうよ?」
迷信だが、
最もらしいことを菊は言った
5人は稽古帰りに
遊んでいた。
「‥‥‥」
清芽を
じーっと見詰める銀時
本人は無意識だ
「おい、銀時。貴様清芽のこと見すぎだぞ。
まさか惚れてるのか?」
小太郎の言葉に
その場全員の目が見開かれる
その空気を打ち破ったのは銀時だった
「なっ///
ち、ちっげーよ!!!バカじゃねーの、ヅラ」
「ヅラじゃない、桂だ!!
あとバカでもない!」
二人以外の者は
黙っている
暫くすると、二人の喧嘩も止んだ